有本香さんが中国のウイグル人・チベット人差別弾圧問題に迫る!
ウイグルは、4世紀から13世紀にかけて中央ユーラシアで活動したテュルク系遊牧民族並びにその国家及びその後裔とも20世紀の政治的必要性からの名乗りともされる「ウイグル」を自らの民族呼称とする民族を指し、後者は現在中華人民共和国の統治する新疆ウイグル自治区やカザフスタン・キルギス・ウズベキスタン等中央アジアに居住している。
人口は約1千万人。
1902年から1908年及び1910年にかけては大谷探検隊が入った。
この内上原多市の現地での活動については不明な部分が多いが、中国側資料によれば、1907年にイリで陸軍武備速成学堂を設立した際に、軍事教官として日本人の「原尚志」を任命したと言う記録があり、これが上原ではないかと推定されており、イリ地方で1912年迄6年間活動していたとも言われる。
こうした大日本帝国軍部による情報収集活動はロシアの動向に関するものであったとされる。
関岡英之によれば、大日本帝国陸軍は、満州、モンゴル、ウイグル、チベットやイスラム教勢力等を支援する事によって、ソ連や中国共産党等の共産主義勢力を包囲する戦略として「防共回廊」政策があったと指摘している。