2016年のブログタイトルは『辛抱しんちゃんのブログ十~運命が明かされる迄、自分の最善を尽くす 小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをする準備はOK?とした。

 「運命が明かされる迄、自分の最善を尽くす」
 「I think a man does what he can. until his destniy is revealed to him.」
  ・・・映画『ラストサムライ』の台詞で、圧倒的不利な戦いに向かう中、「運命(さだめ)を変えられると思うのか?」との問いかけに応答する際の言葉です。

 『ラストサムライ』は、2003年アメリカ映画。
 明治初頭の日本を舞台に、時代から取り残された侍達の生き様を描く。
 アメリカ映画ながら、日本を舞台に日本人と武士道を偏見無く描こうとした意欲作で、多数の日本人俳優が起用された事も話題を呼ぶ。
 その中でも「勝元」役を演じた渡辺謙は、ゴールデングローブ賞助演男優賞、並びにアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた(何れも受賞には至らず)。
 トム・クルーズが演じる主人公ネイサン・オールグレンのモデルは、江戸幕府フランス軍事顧問団として来日し、榎本武揚率いる旧幕府軍に参加して箱館戦争を戦ったジュール・ブリュネフランス陸軍の士官で、江戸幕府陸軍の近代化を支援する為派遣されたフランス軍事顧問団の一員として来日し、榎本武揚率いる旧幕府軍に参加した)である。

 エドワード・ズウィック監督の作品の中ではラストサムライが一番好きです。
 忍者が出て来たりするけど、変わった所は殆ど無い傑作だと思います。
 トム・クルーズ出演の作品では『トップガン』と並べて好きな作品で、このセリフも非常にイイと思い、今回のブログタイトルに選びました。
 
 そして副題の「小便は済ませたか? 神様にお祈りは?  部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする心の準備はOK?」は、平野耕太の漫画『HELLSING』の登場人物、ウォルター・C(クム)・ドルネーズのセリフです。
 69歳ヘルシング家の執事。
 先代ヘルシング卿の頃よりヘルシング家に仕える老人。
 現在でこそ老成しているが、若い頃は口が悪く凶暴で他人の煙草を奪って吸う等、俗に言う「悪ガキ」であった。
 「死神」の異名を持ち、嘗てはヘルシングの先兵として吸血鬼狩りを行なっていた。
 得物は極細の鋼線であり、これを自在に操る事であらゆる物を切断し、時には編込む事で銃攻撃すら防ぐ盾としても活用する。
 ヴァレンタイン兄弟がヘルシング機関本部を強襲した際は、セラスと共にヤン率いる武装したグールの軍隊を一掃する活躍を見せる。
 その際の台詞です。
 
 『HELLSING』も中々傑作な漫画で、登場人物のギロロやらハマーン様やら立花みかんやら個性的なキャラばかりで、且つ非常に心に迫る名言を沢山出してくれて、辛抱しんちゃんは勿論、ファンが大勢います。
 今回は数多の名言の中からウォルターの台詞を採用しました。
 少佐の「私は戦争が好きだ」とかアンデルセン神父の台詞等、機会があったらブログに採用したいものばかりだ。