当たり前のこととは何だろうか。
常識とは何だろうか。

一般的な考えや、そうすべきが正しいことである。

しかし、そのことが時や場合によっては通用しなかったり、間違った方向へ行ってしまうことがある。

野球でも同じで、野球にはセオリーというものがある。

だが、セオリー通りの野球では勝負できない試合もある。

前常総学院監督の木内さんの采配は『木内マジック』と言われた。

しかし、その采配、作戦には全て根拠や理由が必ずあり、各状況において一番確率の高い采配を振るっているだけのことである。

安定しない投手に対して捕手を代えたり、カウント3B‐2Sから代打を送ってスクイズしたり。

はたから見れば奇策であっても、木内監督にとっては当たり前のことなのだ。

選手の能力、性格、コンディション、相手のことなどあらゆる情報を把握していなければできないことである。


数年前にキムタク主演の『CHENGE 』というドラマがあった。
小学校教諭であった朝倉啓太がいきなり国会議員に出馬させられ、党の策略によって総理大臣になってしまうストーリーだ。

何もわからない新米議員、総理は政界の当たり前や常識を覆し成果をあげていく。まわりの議員や官僚たちの意識も変わっていくというストーリー。

一見非現実的な話ではあるが、政治家として当たり前のことをやっているだけなのだ。

政界の常識や当たり前は一般社会とはかけ離れた世界で有るように感じる。


朝倉啓太のような政治家やリーダーが出てこないものか…。

少なくともあのドラマを観た政治家はいるはずである。


金と権力にとらわれない熱いヤツはいないのか!!




オレか!?






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