週末は隣国のパラグアイのピラポ移住地へ遠征してきました。

今回は、ピラポ移住地の入植50周年イベントの一つの少年野球大会。

マリンガ野球部は2007年からパラグアイ野球連盟との交流を図っています。

パラグアイの野球は???

と言うと、ブラジルと同じように日本人が普及させています。

しかし、野球人口も少なく非日系人が野球をするのは珍しいという。

居住地同士の戦いが娯楽の一つとなっています。

元ヤクルトの 岡林洋一 投手はイグアス移住地の出身です。(高知商業-専修大学)

また、国際野球連盟にも加盟はしていません。

ピラポ市長であり、パラグアイ野球連盟会長の工藤さんと色々お話しさせていただきました。

将来的には加盟したいが、現状は難しいようです。

今のところはパンアメリカン大会などの国際大会には招待という形で参加しているようです。

TOYODAのブログ  “野球小僧” ブラジル上陸
             工藤さん


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ピラポは“日本がそのまま”という感じです。

パラグアイへの移住は1936年に始まり、ピラポ自体は1960年から。

1世の方々が現役で頑張っています。

日系コミュニティの中は全てが日本語。

結婚も日系人同士がほとんどで混血の子は本当に珍しいという。

だから、“日本国 パラグアイ県ピラポ市”です。

そんな中、50年で日本人コミュニティを築き上げ、パラグアイ産業の(ほぼ農業)中心を担っているのは日本人たちなんです。

ブラジルの移住者もそうですが、パラグアイも来てジャングルを開拓していったそうです。

市長の工藤さんももちろん一世で16歳でパラグアイに来たそうです。

今では市長となり12年目。

日本人はピラポ市の人口の約20%です。パラグアイ人からも圧倒的支持を得ています。

お話させていただき、そのお人柄に納得です。




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このような日本人コミュニティ/日系社会が南米にはたくさんあります。

ラジル   パラグアイ   ドミニカ   アルゼンチン
ボリビア   コロンビア   ぺルー    チリ
   



これらのことはおそらくほとんどの日本人が知らない現実です。

教科書にほとんど書かれません。

日本人ならこういった世界があること、その背景など知っていてほしいことだと思います。

しかし、知る機会が少ないというのも現実です。

私自身もJICAボランティアという立場になって一から知ったわけですから。



ブラジルに来て、日系社会に入ってこれまでの過程や苦労を生の声を聞き、肌で感じ思うことは、

“日本人は強い”ということです。
   






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