人生楽ありゃ、苦もあるさ・・・♪ by水戸黄門
最近は苦ばかりの俺に人生と思いつつ、今日も元気に牛丼屋で特盛りを食う俺であった。
1997年大学2年生も終わりかけている冬・・。牛丼屋で牛丼を食べる金もなく、親からおくってもらう米で・・かろうじて餓死せず生きていた。ご飯とふりかけ・・さすがに三食、一ヶ月暮らした俺の頭には・・・肉肉肉・・・。
学校も休みに入っており、頼る友人も実家に帰郷しており、所持金500円生活もとうとう、タバコをかってしまい、所持金100円に・・。
そこで・・金がないなら働こうと始めたバイトが百貨店の短期のバイト。自宅から徒歩20分のところにあるその百貨店に着くころは空腹の俺にとっては、お腹と背中がくっつきそうなくらい辛く、仕事始める前から疲れてる状態。
それでも金のために働いていた仕事が、地下食品売り場のお歳暮の包装のバイト。
周りは女性ばかりの職場に男一人・・。気分はよいのだが、空腹のため頭の中は、今日で何日目だから・・という金の計算。
その4日目のことだった。社員の一人が数人の女性従業員と一緒に飯食いいくかと・・・・・。
俺は即効回答しようとした・・・頭の中では「是非行きます。」・・と。
気持ちと裏腹に俺は・・「いや~~悪いすっから・・金もないっすから。」・・・と
言葉にだし、おぐってくれる言葉を確実なものにしたかった・・。
案の定、その社員は「来いよ・・。」・・・と。
「金がない。」「来いよ・・。」という言葉のやりとりで俺は100%おぐってくれると確信をもち・・・
「行きます。」・・・でへ。
そして行き着いたのは駅周辺にある、居酒屋・・。
俺は席につくなり・・酒なんかどうでもよかった・・・。
肉
肉肉肉~~~。肉
焼き鳥に、サイコロステーキ・・居酒屋メニューの肉中心に頼みまくり、社員は大ジョッキを飲みまくるかたわら、俺は肉を食いまくった。
女性従業員も俺にむかって、「結構カロリー高いものお好きなんですね・・。」
頭の中では「あー1ヶ月、米とふりかけだけだからな・・てめぇの・・前にあるテバサキもよこせ。」と思いながら口からは・・。
「いや~~バイトがんばりすぎちゃったからお腹すいちゃって・・普段は野菜と考えてバランスよく食べてるんですけどね。」・・あは・・と。
そして食べ続けること2時間、終電がなくなるといいつつ、会も終わり、そのおぐってくれた社員に金がない事を偽り、タバコを買い忘れたと・・。
そしたら吸いかけた一箱のタバコを差し出し、「やるよ・・。」
うおおおおおおおおおお・・・
「俺をあなたの養子にしてください。」と思いつつ・・
飯の上、タバコもたかる・・貧乏学生の俺であった。