昨今、ゴールド、というよりもコモディティにスーパーサイクルが起こっているというような記事を目にするようになりました。

スーパーサイクルとは？

ということで、またまたcopilot君に解説をお願いしました。

コモディティのスーパーサイクルとは、資源価格が数年から十数年単位で長期的に上昇し続ける経済的なトレンドのことです。インフレ、地政学、技術革新、新興国の成長などが重なることで、資源需要が供給を上回り、価格が持続的に上昇する局面が生まれます。

とのことでして、社会の変化が起こることで、コモディティの塾級の変化が起こって、それまでの常識的な値付に変化が起こる期間という事。

現在でいえば、やはり米国への信頼の揺らぎに伴って米ドルも信頼を失い、新興国をはじめとした各国中央銀行が、外貨準備金の代わりにゴールドを買い始めた。

といったところでしょうか。

これらの買い手が、キャピタルゲインを狙って国庫に金をため込んでいるわけではないので、買いはすれど売りには出さず、それが需給バランスを崩して価格が高騰してる、というのが簡潔な説明になると思います。

このサイクルは一般に

・上昇は金だけではなく広範囲のコモディディに及ぶ

・サイクルの期間は10年程度

とされていて、金自体が露ウ戦争開始後に上がり始めていますから、10年1サイクルとすれば、2030年過ぎまで続く可能性があります。

そして確かに、金以外にも上昇を見せており

最近では銀も上がり始めたりしてますね。

ん～やっぱり現在はスーパーサイクルなんでしょうかね。

金に話を戻すと、過去のスーパーサイクルといわれた期間、どの程度金が上昇したかというと

近年のスーパーサイクルはとんでもない上昇をしていますが、さらに過去を見るとそれほどでもないこともあるようです。

そして現在、2020年を基準とした場合は約40％。

近年のスーパーサイクルから比べるとまだ初動と思えますが、その一方で20世紀前半のスーパーサイクルと見比べると、もう大体高値まで到達と見ることもできますね。

先週、近年のスーパーサイクル時の上昇をチャートで調べてはみたのですが↓

それよりも古いデータはわからなかったのですが、過度に期待はせず、かといって17倍に伸びた時の恩恵も受けられるように資産の一部を回す、くらいがちょうどいいのかもしれません。

ただ、現在の高すぎる株のバリュエーションが怖い、米国のリセッションが怖い、バフェット指数が怖いなんて人は、お守りに持つのは債券と並んでちょうどいい資産のようには思えます。

僕はというと、ゴールドは投信はNISAの積み立て投資枠では買えず、買えるのは成長投資枠のみなのですよね。

成長投資枠は個別株で使いたいので、NISAではゴールド買っていません。

代わりに、会社のDCとiDeCoでは約4割をゴールドに回しているのですが、これがね～株より調子いいのですよ。

株に投資するのが馬鹿らしくなるくらい。

あぁ～あ。

もっと買っときゃよかった、と。

DCなので掛け金少ないから4割くらいじゃ大した額じゃないんですよね。

これでインカムがあればなぁ。

コモディティ投資の難しいところがここですよね。

上がらない期間があると、実入りが何もなくなるので。

金相場は現在スーパーサイクル？