日本は月曜が休場なため、月曜夜の米国市場次第ではありますが、現在のところ日経CFDは+500円。
この流れを維持できるなら、週明け火曜日は上げて始まりそうですから、三角持ち合いのブレイクアウトになるかもしれません。
その場合の株価の目途を、連休中に考えておきたいないと思います。

日経平均
今年の高値から8月の急落の戻り61.8%ラインが38100円。
移動平均線で現在の株価より上にあるのが右肩下がりの75日線で、これが38300円。
先週末の日経平均終値が37700円ですから、もし現在のCFDの+500円のまま火曜を迎えたとすると、始値は38200円程度。
ということで、この辺りに意識が集中されての攻防で始まりそうです。
38000円台前半のレジスタンスを抜けたとすると、過去半年何度も抵抗されてきた39100円までが見えていきそうです。
ここは、今年5月~6月のレンジ相場の上限で、8月急落直前の高値、更には8月急反発の天井ですから、恐らくかなり意識されると思います。
それを抜けるようなら、史上最高値から下落時に空けた、二つ目の窓の上限41000円。
その上にも小さな窓がもう一つありますが、史上最高値の42400円を超えたらもう青天井なので、まずはその手前の41000円をターゲットにして戦略を立てるのがよさそうです。
逆に、38000円前半がレジスタンス(だまし)になって一旦反落しても、その後の9月配当落ち後の配当再投資の買いが入れば、やはり上へのブレイクが期待できます。
どちらもやはり米国市場次第なところはありますが、今のところ上目線で見ていたいなと思っています。
アノマリーでは9月は弱い相場の月なのですが、今年に関してはあまり関係ないのかもしれません。
その分逆に、通年強いはずの11月、更に大統領選挙のある年の11月はより強いのですが、もしかしたらこのアノマリーも通用しなかったりしたら、というのは心配ですね。

為替
為替に関しては、中々セオリー通りに動きませんね。
まあ日米金利差縮小で円高という単純な計算通りに動くなら、誰でもFXで勝てますからね。
そんなものなのでしょう。
日米合わせて0.5%の金利差縮小ですから理論上は円高になるはずです。
現在はそれが逆に動いているのですから、これについて理由付けをするとしたら、8月急落以降の円高がオーバーシュートであったため、現在はその揺り戻しでの円安。
という所なのでしょうか。
FXがいかに投機的かというのが良くわかります。
このままだと一旦145円つけてもおかしくないですね。
ハイレバでドル売った個人投資家は既に焼かれているんでしょうか?
来週の戦略
下落で怖がらずに買い持ちしていた人にとっては、安心できる相場になってくれるかも。
しばらくボラが高かったので、もうそろそろ植えた苗木が育つのをゆっくり眺めていれる時期が訪れてくれたらいいなと思います。
もし急落して35500円になったらちょっと考えますが、恐らく35500円になると下落方向のバンドウォークになると思うので、すぐ買っちゃいけない相場になってる気がしますので、注意深く見ていかないとです。
いずれにしても、一旦来週は何もしないでただ眺めているだけになりそうです。