マッサージ師として雇った全盲従業員の預金をだまし取っていたとして、仙台南署は23日、詐欺と有印私文書偽造、同行使の疑いでマッサージ会社社長大蔵義光(63)=仙台市太白区秋保町湯元=、元社員寮寮母末木和江(50)=同=両容疑者を逮捕した。同署によると、2人はそれぞれ「生活費に充てた」と容疑を認めている。
 2人の逮捕容疑は2006年5月、同市内の銀行で、全盲の男性従業員に頼まれたと偽り、男性の通帳と印鑑を使って現金50万円を払い戻した疑い。
 同署によると、給与や障害者年金が振り込まれていたこの男性の口座からは計約1500万円が引き出されていた。ほかの元従業員数人も「給与を受け取っていない」「貸した金が返ってこない」と話しており、同署は被害額が数千万円に上る可能性があるとみて調べている。 

【関連ニュース】
未公開株上場話で詐取容疑=被害3億か、投資会社社長逮捕
元家裁書記官に懲役15年求刑=判決文偽造、預金詐取
私学補助金4分の1に=投資詐欺事件で減額
元学校事務職員ら逮捕=架空請求、45万円詐取容疑
就職資金融資悪用、175万円詐取=容疑で男4人を逮捕

郵政改革、24日に骨格発表へ=原口総務相らと詰めの協議-亀井担当相(時事通信)
神戸でも民家全焼 1人死亡(産経新聞)
屋内用留め具を誤使用=劣化で外れ、架線接触か-JR埼京・山手線トラブル(時事通信)
<宮城保険金殺人>妻ら5容疑者を殺人罪で起訴(毎日新聞)
亀井・菅両氏、「言った」「言わない」水掛け論(読売新聞)