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パオンのブログ

最初から続いている不思議な話です。
読まれていない方は、ブログのテーマ・「まとめ」から
読んで見て下さい。

天台密教と、日光東照宮に潜む大波

(第七話)

金のシャチホコの指し示す先

 

一話から続いています。

(第一話 / 麻績神社(信州)から、尾張徳川建中寺に繋がる縁の力)

 

目次 /////

 

●白山伝説と聖母マリア

白山と名古屋から見えるキリスト

イギリスの古代遺跡と金シャチ

鯱鉾のルーツからも繋がる白山

水の神と、山の神の合体信仰

●鯱鉾の語源と黄道十二宮

 

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【白山伝説と聖母マリア】

白山の神紋と、白山比咩神社の「咩」の字の中の「羊」から、白山にはキリスト教が、潜んでいるのではと推測してきました。

白山のユリの伝説も、そう思わせるのです。

聖母マリアの象徴は、白ユリですが、白山伝説では、黒ユリなのです。

(白山の伝説の記事はコチラ)

 

白山の名前には「白」が入っている事から、黒を白で打ち消しているのではと、私は考えるのです。

白山の名前からして、対極の黒だから、黒に意味があるはず。

それは、今まで白山を紐解いてきて、徳川とキリスト教が絡んでいるとしてきた事から、陽明門が指し示す黒を現す天帝の北極星で、北斗七星の水が、黒を打ち消す事ではないかと考えるのです。

それは、マリアの子、キリストがその役目を担っている事になります。

白山のイザナミは、自分の子が同じ立ち位置にいるからです。

こんな事が、本当に、白山や、徳川の城などに絡んでいるのでしょうか?

この滑稽とも取れる私の考えを更に見つめて行こうと思います。

 

【白山と名古屋から見えるキリスト】

名古屋と白山を結ぶ八度の傾きのラインの大須(名古屋市)にある摩利支天と、その場所の鉄の一族の信奉する夏至の太陽が沈むラインから、モンサンミッシェルと、その先にあるオークニ遺跡へ繋がりました。

そのラインは、名古屋城と白山に重なり、キリスト教に繋がると紐解いて来ました。

(不思議なラインの一致の記事はコチラ)

そして、白山の神紋の三重の六角形が、聖書に書かれた「666」と繋がるのではと書いて来て、名古屋城のシャチからも繋がるとしました。

 

【イギリスの古代遺跡と金シャチ】

オークニ遺跡(イギリス)の「オークニ」の意味が、「シャチ」で、名古屋城の金シャチと、見事に重なっていました。

そして、モンサン・ミッシェルの屋根の上にある金色の聖ミッシェル(ミカエル)の特徴も、火伏(消火/災いを消す)で、金色のシャチホコと重なり、ミカエルと重なった摩利支天も、同じ火伏の特徴を持つのです。

 

金シャチは名古屋城の代名詞です。

それは、当初のシャチホコが、一対に金が200kg近くも使用したからです。

 

白山の神紋は、出雲大社の神紋の形状、六角形です。

出雲大社神紋

 

違いは、出雲大社は六角形が2重で、中の花が四角であることです。

白山との違いについては、今日は、止めておきます。

 

出雲は、大国主の国ですね。

ラインの重なりと言い、このイギリスのシャチを意味する「オークニ」と重なる妙は何なのでしょう。

ここまでは、今までに紐解いてきたことです。

五話では、シャチは、羊と繋がると書いたところで終わりました。

 

この第七話では、この繋がりを私の妄想で紐解いて行きます。

この繋がりがあれば、名古屋城の指し示す先は、やはり、白山になり、イザナミに行き着きます。

 

【鯱鉾のルーツからも繋がる白山】

この繋がりが、別な角度からも見られれば、金のシャチホコが指し示す先が白山とした私の妄想が、妄想ではなくなってきます。

 

シャチホコの語源はインド神話に登場する怪魚マカラと言われ、

ガンジス川の神の乗り物とされ、水を操る力を持つとされます。

 

このマカラは、メソポタミア神話の「スクル・マーシュ」とも言われます。

スクルとは、「大きな鯉」で、マーシュは、「山羊」なのです。

この組み合わせは、名古屋城と白山との繋がりのように、私には映るのです。

シャチホコ(名古屋城) = 鯉(スクル)

 ↓

白山の「咩」   = 山羊(マーシュ)


と言う具合にです。


「鯉」は、滝を登り、「龍」に変身すると語られます。

中国からの登竜門の故事とは知っていましたが、今まで疑問を持ちませんでした。

神社の入り口の塀に鯉が描かれている事には疑問でした。

このスクル・マーシュの鯉なのでしょうか?

 

【水の神と、山の神の合体信仰】

水と山のものが合わさったスクル・マーシュの名前からも、繋がりを感じます。

白山信仰は、海の一族の信仰でもあり、山岳信仰の拠点でもあります。

その形は他でも見られます。

村上水軍の拠点大三島に在る大山祇神社も、山の神です。

この場所は、厳島神社が近くにあり、厳島神社の冬至の太陽の信仰からも繋がります。

 

【シャチホコの語源と黄道十二宮】

スクル・マーシュは、メソポタミア占星術の黄道十二宮の磨羯宮(まかつきゅう)で、山羊座がその位置に留まります。

この山羊座に太陽が入る時が、冬至からなのです。

この磨羯宮は、10番目の宮として位置し、「」と関わります。

 

もう一つ「羊」に関わる十二宮があります。

白羊宮で、牡牛座を配し、十二宮の一番目に位置し「」と関わります。

 

土用の入りと重なるかのように開催される祇園祭は、八坂神社の牛頭天王の災いを消し去る祭りです。

八坂神社の神紋(キュウリ)から白山に(キュウリの花)導く事が出来、白山のの世界の女王・イザナミとの繋がりが隠れているようです。

 

スクル・マーシュから繋がる「羊」、「土」、「牛」、「火」が、白山に繋がる祇園祭、金のシャチホコに重なるのです。

 

 

白山への八度傾いたライン上の大須には、昔、星読みの一族、日置部がいて、占星術からもシャチの語源と重なり、白山と繋がるのです。


ここまでは、この章の序章です。

次の第八話からは、私がこの章で、話たかった事に入っていきます。