近頃ある鳥を見かける。
キジである。
キジがひょこひょこ歩いていたり、バサバサ飛んでいくのをよく見るのだ。
カラスやスズメならばそう珍しくはないのだが、キジは僕にとっては珍しい鳥
だ。
僕は去年まで、野生のキジを見かけたことは2回しかない人間だった。
2009年に八王子市下恩方町付近で1回、2022年に熊谷市佐谷田付近で1回。
2009年の時は雌だったのでウズラだと勘違いし、2022年は雄だったので
クジャクと勘違いした。
キジだと判明したのはいずれも人に教えてもらってからである。
それぐらい僕にとって、キジは縁遠い存在であった。
想像上の生き物と言ってもいいぐらいに…。
それが、今年に入ってからはどうしたことだろう?
めちゃくちゃ、キジを見かけるのだ。
3月頃に吉見町の路上で見かけてから、月1~月2は当たり前。
茨城に旅行したときはキジのファミリーにまで遭遇した。
そんなこんなで「またキジじゃん。」状態。
今年は行ってから、すでに10回以上見ている。
なんだこれは?
僕の住んでいるところは都会ではないが、田舎でもない。
免許と花火で有名な埼玉のとある街である。
そりゃ、田んぼや畑はたくさんあるけどそんなにキジ出ますか?
今週は日曜に見かけて、また昨日見かけた。
これは…。
思わず僕は検索した。
「キジ スピリチュアル」
キジは吉兆で良いことが起こる!と書いてある。
僕は心の中でガッツポーズした。
そう、僕はとても単純で若干スピリチュアルな人間なのだ。
ふむふむ…。
キジは神様の使いで大変縁起が良く、野生のキジを見たら近々幸運に恵まれる。
つがいのキジは恋愛運・家庭運大幅アップ。絆が深まる。
キジの親子は素敵な出会いを知らせる。
キジが飛び立つのは人として成長するチャンス。
キジが横切るのは人生が好調であるサイン。
良いことしか書いてない。マジで良いことしか書いてない。
キジさんありがとう。
僕はキジさんに感謝した。
またキジさんに会えるよう、明日からも頑張って生きていこうと思う。