◎補修後
原型をとどめないほど改造した現用PCですが最近気になっていたのが簡易水冷システムのラジエター温度が低過ぎることでした。冷却して低くなっているのであれば文句は無いのですがポンプ一体型の冷却ヘッド(CPU)まわりは以前と比べて明らかに温度が高くなってました。
ラジエターを掃除しようと思い外してみたところ冷却液が減ってラジエターを揺すると内部でポチャポチャ音がするようになってしました。
冷却液は補充不要の密閉式ですがやはり多少は蒸発するようです。
冷却液を補充できるようにリザーブタンクを付ける改造も考えましたかメンテナンスで横倒しにしたり裏返したとき溢す危険性が有るので高熱伝導率グリスを使って純正ヒートシンクに戻して様子を見ることにしました。
通常の高熱伝導率グリスの約2倍の伝導率を持つ最新製品を使ったところ以前の純正状態どころか簡易水冷システムに改造した当初よりも5度以上CPU温度が低くなりました。
調子付いてグラボの埃が溜まりやすいヒートパイプ式ヒートシンクも高熱伝導率グリスを使って純正ヒートシンクに戻したところGPU温度が10度以上低くなりました。
最近のBTOパソコンでは高熱伝導率グリスへの交換オプションがポピュラーになってますが相当に効果的なものだということがわかりました。
◎補修前