2022.8追記
自分自身が看護学生のとき、

PCやスマホで
勉強していたことを
考慮して新たに
サイトを作成しました!
広告もないので
見やすいと思います!
もちろん赤シート対応です💖
見てくれたら嬉しいです!


https://moenurse110.com/







21卒の就職活動のリアル。

私たち1998年生まれは
東京オリンピックの年の就職活動組です。

2020年のオリンピックが東京でやると
決まったその時からオリンピックだから
経済は上り調子、売り手市場
(就活生が有利)と言われてきた。

実際、看護だけでなく全体ではあるが
19卒と20卒の先輩たちは
大学卒就職率98%であったし、
それを超える21卒だと思っていた。

私も、私以外の友達も
浪人して1つ上の同級生も誰もがみんな
「うちらは大丈夫。」
「オリンピックあってラッキー」
って思っていた。


21卒の求人には前年度よりも多い
採用人数が記載されていた。


私は大学3年の後期、つまり
2019年9月から2020年2月に
領域別実習に行った。

このブログを見ている人は
既知であると思うが看護の中にも、
・老年看護学領域
・小児看護学領域
・在宅看護学領域
・成人(慢性/急性)看護学領域
・母性看護学領域
・精神看護学領域
と領域が分かれていてそれぞれ
1〜3週間程度病棟や訪問看護ステーション等へ
実習へ行く。


実習ガチャはいい病棟、
いい指導者、いい先生、いい患者さんに
あたり大変ではあるが充実していたと思う。

2020年1月、
中国で新型コロナウイルスのニュースが
入ってきた。めちゃくちゃ人事だった。
2020年2月、
いつも病棟がくれていた
マスクがもらえなくなった。
学校にまだ在庫がたくさんあったため
先生がジップロックに入れてもってきてくれた。

入学当初から、患者さんごとに
変えろと指導されてきたマスク。
検温するわずかな時間しか
つけていないマスクを捨てるのを入学当初は
もったいないなーと感じていたが、
もう3年にもなると処置後はすぐ捨て、感染を
起こさないことが「看護学生3年の普通」に
なっていた。しかし、2020年2月の実習では
午前午後1枚ずつ、1日2枚に変わっていた。



看護師不足というのは誰もが一度は耳に
したことがあると思う。
そのせいか、一般職よりも
就活に対しての準備期間が短い。
私は、講師の仲の良い個別塾で
バイトしていたため先輩たちの話から
一般職の就職の流れをある程度把握している。

看護と一般職はかなり相違点がある。

まず、インターンは志望者ほぼ全員行ける。
インターンにいくための
選考なんて聞いたことがない。
あるとすれば、先着順であるが
よっぽど名の知れた病院などでない限り
インターンが埋まるなんてことはなかった。
また、就職活動の選考も一般企業では複数回
行われるが、看護の選考は1日で終わる。
大体が、小論文と面接の選考であるが
中には面接のみの選考である場合もある。


ここから本題(やっと!!)
看護師の就活の流れ!!

18年卒くらいまでは、人手不足すぎて
インターン1病院→1病院だけの就職試験
が普通だったらしい。
つまり、誰もが第一志望のみ受け、
第一志望の内定のみを得ていたのだ。

しかし、福利厚生などの面から
最近は人気病院と不人気病院に二分化している。
19年卒あたりから、第一志望に落ちる人も
ちらほら出てきているという話は
先生からも、大学の就職相談員の人からも
マイナビ看護学生の人からも聞いた話だ。

「卒後教育」というものは新卒にしか
してもらえないため、病院研究は確実に
やった方が良い。教育体制が整っていない
病院へ行くことは、
今後の自分の看護技術・知識、キャリアに
ひびいてくるからだ。

とはいえ、前述したように一般企業とは
比にならないくらい看護学科には
「就職」というものに危機感が感じられない。

私は2年から病院を選びの基準が全く
想像できず、不安を感じていたため
早く動こうとはしていたが、

「大体の病院が大手サイト(ナース専科、マイナビ看護学生等)を使用してのインターン応募であるが対象者に3年夏からしか該当しない。」
「人気の大学病院(東京大学医学部附属病院、慶應大学医学部附属病院、虎ノ門病院等)が2〜3月の合同説明会にしか出展しない」

という理由からあまり早く就職活動
できているんだと感じた。
(無理矢理早く活動することでの利点は
かなり多くあったが、
普通の就活の動きではないため
後日述べることとする。)

先生に聞いても
2年の3月や3年の夏に
インターン行くのは理想で現実は
3年の1〜3月に合同説明会
3年の2〜3月にインターン
4年の4月以降、就職試験
というのが普通のようであった。

、、、、例年は!!!
もう一度いいます!例年は!!!です!!



21卒がどういう経緯を辿ったのか。

2月中旬以降の合同説明会が全て中止。
3月のインターン全て中止。
病院個別説明会、ほぼ中止。
病院就職試験の延期、採用中止。
採用枠の大幅減。
就職試験内容の変更、オンライン面接、、、
書いててめっちゃ悲しくなる酷さ。

仮に病院個別説明会やインターンを
実施したとしても、ソーシャルディスタンス
のため人数大幅減、、、
全員ほぼ行ける理論が崩れました。

なにこれ。
21卒の就職活動ジェットコースター
やばすぎでしょ!!!!!

それに加えて、大学入校禁止令
つまり、成績証明書とか発行ができない。
身体測定の延期中止でそれも出せない。
それ以上に予想外だったのが
就職支援センターが使えないこと。
これ、実はめちゃくちゃやばいです。
まず、小論文や作文の添削をしてもらえない。
ぶっつけ本番の作文ほどやばいものはない。

普段、塾講師で添削している側なので
すごく作文が苦手とかいうわけじゃないけど
誰からもなにも言われないという状況が
精神衛生的に悪かったです。

友達は、友達同士でzoomで
練習している人もいたらしい。
就職支援センターもzoom対応は
していたようですが、普段より営業時間(?)も
短く、対面の面接なのにzoomで練習しても
無意味かなーと思って申し込みませんでした。

よって、面接練習も皆無です。
看護大学受験は必ず面接がありますよね?
その時の、、、高3のときの面接対策ノート
引っ張り出しました。
行けるだろ!という楽観的な感情と
こんな対策でいいのかという不安感と
1人でやる孤独感が混合したなんとも言えない
気持ちになりました。

普段使わないけど、相談できる人の存在
「いいんじゃない?」と一言
背中を押してくれる存在のありがたみを
感じましたね。患者さんにもそんな対応
できる看護師になりたいと思います。


、、、と、めっちゃ看護やばいじゃん
って話たくさんしていましたが、
6月中旬までに就職試験があったところは
ほぼ第一志望に行けています。

問題は6月下旬以降に受けた人たちです。
4〜6月の経営状況が浮き彫りになり、
成績良い人も、複数病院落ちた話を聞きました。
就職できないかも知れないと言っている
看護学科初めて目の当たりにしました。

看護には
「病院から奨学金を得て
卒業後5年間働くと返済免除」制度が
多くあります。
そんな病院から採用されませんでした。
採算合わなくて採用できませんでした通告。

…え?もしかして返さなきゃいけない??
病院都合なんだけど、私働く気あるんだけど、、

まだ、どうなるかの決定はされていません。

他には、大学からエスカレーター式で
大学病院に勤められるはずだった看護学生すら
自校の大学病院の内定がもらえない人も
出ているそうです。


21卒の看護やっば!!!!!!!!!

やっっっば!!!!!!!!!





22卒以降の人(看護学生)が、
読んでるかわかりませんがコロナが
続くならきっと来年もこんな感じだと思います。



参考になればな、、、、ならないかな、、、


「来年もこんな感じなのは理解した。
じゃあ、具体的にはどうすればいいの?」
って思った人へ。
気が向いたら対策書きます。



以上!
21卒の就職活動のリアルでしたー!!



砂糖🐾