PROMAXインプレッション | 滑走少年の横滑り☆奮闘日記

PROMAXインプレッション


ブレーキシューをPROMAXに交換してから一週間が経過したので、報告します。
交換時の様子 ⇒ http://ameblo.jp/nss66t/entry-11164746357.html



当初予想していた通り、ゴム質の違いか やはりTIOGA 941とは全然違うフィーリングとなりました。

ん~・・・何を良しとするかで、紹介の仕方も変わるのですが・・・

私的には、同価格帯のブレーキシューの中ではこのPROMAXも良いにでは? と感じました。
効きも悪くないし、ゴム質が硬い分やはり減りも少ないので、コストパフォーマンスは高いですね。

気になるブレーキダストや鳴きも、ほとんどありませんでした。
同価格帯となるSERFAS と比べると、この辺りは勝っていますね

しかし絶対的な制動力・初期制動で見れば・・・SERFAS の方が勝っているでしょう。
ゴム質が真反対といっても良いほど、この両者は違ってますから・・・当然といえば、当然かな?

ただ、SERFASはゴム質が柔らかい(=溶けるのが早い)分、やはり減りの早く、ブレーキダストの量は多いです。
ガンガン走ってると早いうちから熱ダレ症状が出てしまい、初期制動時にフカフカするフィーリングもしてきます。

これに対してPROMAXは、制動力は劣るものの耐久性には長けている印象。
耐熱性もいいのか、熱ダレ症状もSERFASと比べると全く感じられません。
このレベルの中では、バランスがよく取れている。。。 私的には、そういった印象です。

街乗り車両・平均速度の低い(=約15~30km/h)耐久レースに出る という方の車両には、オススメできそう。

しかし、このインプレッションはするうちに

改めて『あぁ、やっぱり高いモノは良いんだなぁ』 と関心する事も出来ました

初期制動力・制動力・保ち・フィーリング・・・これらのバランスが高い次元で合わさっているのが、

SHIMANOやTIOGAといった、有名かつレースでも実績のあるメーカーの造ったものたちであると、そう実感しました。

これは自転車の車両製造においても同じことが言えると思いますが、


メーカーが開発・研究に膨大な時間を掛け、実績と誇りをもって世に送り出されているモノが、安く造れる訳が無いんです。

もし、安く作れるというのなら・・・それは似て非なるもの。 何かが欠如しているはず。
最初は同じに見えるかも知れないけど、長い目・細かい目で見ていけば・・・誰でも決定的な違いが判るはずです。

その前提を頭に入れて頂いた上で・・・今回のPROMAXの評価をまとめるならば、
コストパフォーマンスが高い,制動力・ライフ・扱い易さをバランスよく兼ねたブレーキシューであると、僕は思います

すべての乗り物は命を運ぶもの。 それを制御する一つであるブレーキにだけは、誰であれ拘って頂きたいモノです。

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