ボトムブラケット換装
ボトムブラケットを換装しました
写真はフレームから摘出された、今日まで使い続けられた純正品です
新車で買ってからの約5年と6か月、距離にして距離にして約5万8千km
どうもありがとう、お疲れ様m(_ _ )m
パッと見では、大して壊れているようには見えませんが・・・
そう、この汚れの正体はグリスのカス
本来はベアリング内で収まっていなきゃいけない液状のグリスが粉末と化して、ブラケット内部に飛び散っていました。
そして
ベアリングと、それを収めているカップにも
油膜が無くなったことによる強いメタルの当たり方のせいか、歪な形に変形していました(^^;)
あるいみ自転車の心臓部とも言えるこのパーツ
そんな要のモノがこんなんじゃ、そりゃどこかシャキッとしない感じが出てくるワケだよなぁ・・・
クランクシャフトの方にも、
ベアリングとの強い当たりによって出来たのであろう 削られたような跡があり、
サビ止め塗装が剥がれて、金属の地の色まで見えてしまっている箇所がありました。
でも、クラックは一切なし。
あれだけ乗って走っていて、この程度に済んでいるのは凄い事です。
さすがはBRIDGESTONE! と、間違いなくいったところでしょう(^^)
部分的にパーツを取り寄せられれば、リビルト可能・・・
と、思われる方も居るかもしれませんが、だったら俺だってそうしてます(笑)
先程にも言ったように、ここは心臓部的パーツ。そうそう簡単に直す事ってのは出来ないんです。
それに今回のような場合、
特に要となるシャフトに削られたような傷があるため、この部分に触れるパーツとの相性が悪くなります。
『使える事は出来ても、新品のような精度は戻ってこない』
だったら新品にすりゃ良いじゃない? というのが、今回の換装へ踏み切ったキッカケです。
まぁ、勿体ない気もしたんだけどね(^^;)
というのも、この純正シャフトパーツ・・・・
(・・・・ちょっとこの写真じゃ、刻印は見辛いかな?;・・・・)
MADE IN JAPAN
そう、日本製のパーツなんです。
最近では国内メーカー車であっても、そのパーツの殆どは海外工場や外注によるモノ
完全な“国産車”と呼べる車種は少ない・・・いや、もしかしたら ほぼ皆無なのかもしれません。
そんな御時世で、それこそこれが最後だったかも知れない、日本製のクランクシャフトパーツ
いつものお店で確認してみたところ、現行のビレッタは台湾製との事。
ウチのサブナは2006年式だから、、、もしかしたら、後期型のサブナードスポーツは台湾製だったのかも・・・
・・・なんだか、誇らしいような、勿体ない事をしたような・・・(^^;)
記念に、今回これらの純正パーツは大切に保管したいと思いますm(u_u)m
でも・・・・なんだか寂しいなぁ、こうやって国産品が減っていくのって。
かつて仏のプジョーがそうなっていってしまったように、
そのうち日本にも、『日本車であって、日本車ではない』と言われてしまう時代が来てしまうのでしょうか・・・?
それだけは、絶対避けてほしいなと 切に願います。