懐かしの一本とニューモデルの構想 | ニシダ☆テツヤ NSR

懐かしの一本とニューモデルの構想



もう随分昔、多分10年とかもっと前に制作したSPORTの試作第1号。
ガンメタルに塗装したけど結局このカラーはこの一本だけに終わったんじゃなかったかな?
今と変わらないデザインのようでよーく見ると細かいところでたくさんの変更を施しているのが分かります。
この時の穂先は今よりだいぶ短くて、働き寸法は550ミリ。
その穂先も特別のお気に入りを一本だけ置いてある。
まだトレードマークのイエロートップじゃないやつで、かなりの先調子。
それをセットしたら全長130センチと、今ではまず使わない長さになります。
かつてそれこそ下手したら週2ペースで通っていた赤穂ではどれほどのチヌを釣ったか数え切れません。
赤穂はめちゃくちゃ潮が速く、当時そんな場所ではこれ以上ないモデルだとすごく気に入っていましたし、思い出深い一本です。


これはそのロッドをブチ曲げている当時の写真ですが、何やらドデカいバケモノと格闘しているところです。
1.2号のラインでかなりのところまで追い詰めたのですが最後は逃げられてしまったように記憶しています。
当時からこの理想的な曲がりには自信がありましたが、今見ても完璧ですね。
まあそれより俺の体型とか髪型が今と全然違うことの方が気になりますけど(笑)

ASRAシリーズの登場後は長いこと出番がないまんまだったこのロッドですが今年はまた、なんとか活躍してもらえないかなと思っています。
このロッドがぴったりなある場所へ行きたいのですが、釣行予定だけじゃなく他のいろんな予定がバンバン入ってくるのでなかなか難しい。
しかし何年振りか分からないほどご無沙汰していますので、今年こそはたとえ一回でも、無理矢理にでもと思っています。

実を言うとこのモデルの後継機も構想しているのですが、それはまだ俺の頭の中だけの青写真。
130センチか135センチほどの長さで超軽量、超高感度のパイプシートモデル。
使用ラインサイズは0.8〜1.2と急流フィールドに的を絞ったような…
グリップはもちろん思い切り詰めたショートグリップタイプですね。
各パーツのサイズ的なバランスを取らないと形にならないので難しいです。
もしこのモデルのプロトタイプが完成したら初冬まではあの場所へ通い倒したいなあ。
と、実現するのはまあまあ難しいようなことを妄想しています(笑)