これで初心者も夏筏を攻略!!
忙しいのはいいことなのですが、少々バテ気味の今日この頃です。
前回更新で予告しましたように、今回は夏の必勝パターン(?)についてお話したいと思います。
釣れない理由の大きなものの1つに、ボラやエサトリに翻弄されるというのがあるとお話ししました。
余計なアワセを入れるたびにチャンスがそこで途絶えるからです。
なので、盛期の釣りではアタリの見極めがより重要になりますし、そのことで腕の良し悪しがハッキリ出るともお話ししました。
だけど安心してください。
僕だって完璧にアタリの見極めができてる訳ではないんですよね。
でもそこそこは釣れてたりしますw
筏からよく釣れる外道を思い出してみて下さい。
ボラ、フグ、カワハギ、アジ、コノシロ・・・・・などなど・・・・・
そのほとんどに言えることだと思うのですが、なかなか掛けにいっても掛からないでしょ?
もしくは掛けないと掛からないんじゃないですか?
「あ、釣れちゃってた」
ってのは圧倒的にチヌの方が多いと思うんですけどどうですか?
極端な言い方になりますし、釣り場や状況の違いもありますが、敢えて言うなら
「チヌはアワせなくても釣れる」魚だと思うんです。
ボラにしてもアタリがあったらそれについていってついていって・・・・・ハリを立てないようにしたらほぼ掛かりません。
フグやカワハギはサシエを丸ごと吸い込むというよりは、少しずつカジリとるように食います。
そんな食い方の違いからアタリの出方が変わってくるんですが、それらを完全に見切るのは至難の技です。
ならば敢えてアワせなくても、チヌがサシエを完全に吸い込んでくれるまで送って送ってアワせずに待ってたらいいんんですよ。
なにせチヌはアワせなくても釣れるんですから!
エサトリが多いならアタリを待てるエサで粘る方がチヌが釣れてくる確率は上がります。
コーンやサナギ、それでもダメなら丸貝でじっくり我慢の釣りを心がければいいんです。
オキアミやボケ、シラサエビ等では釣りをさせてもらえない状況でも、コーンでほったらかしにしてると突然チヌがアタッてくるというパターンで二桁以上の釣果を上げた事は数えきれないくらい経験しています。
時にはダンゴが割れてから5分とか10分とか待たないと釣れないこともありますが、そういう釣りではえてして大型が釣れることも多いんです。
消極的な釣りのように思うかもしれませんが、僕はそうは思いません。
それもその時の状況に合わせた選択であり、かえって大型がバンバン釣れてエキサイティングな釣りになることもよくあります。
「疑わしきはアワせろ」
という格言(?)もありますが、僕は逆じゃないかと思います。
「疑わしきは送れ」
これを完全に実行するだけでもかかり釣りではチヌがある程度は釣れてしまいます。
何でもかんでもアワせにいってその中で偶然チヌがまじるよりも、アタリを選んで選んで「これ!!」と思うアタリだけを掛けていく方が絶対おもしろいと思いますし、その方が腕は上がると思います。
ボラのアタリだと判断して、見送って見送って見送っていく間にもしかしたらチヌアタリをも見送ってしまうかもしれませんが、それでもいいんじゃないでしょうか?
もしチヌだったらサシエが無くなってるか噛み切られているでしょうし、ボラならサシエは残ってきます。
それである程度は後で正解だったか不正解だったかの判断はできます。
だけどしゃくってしまったらボラを掛けてしまうか、そうでなくてもサシエはハリから外れてしまいますので結局正しい判断ができないでその1投は無駄に終わってしまいます。
難しいことはあまり考えず、まずはそんな釣りを心がければ初心者の方や入門者の方にも必ずチヌは釣れてきますので、悩んでいる人はぜひお試しください。
僕も偉そうなこと言ってますが、まだその域から大きく前進することなく今に至っているんですよねw