初冬の組み立ては(続き) | ニシダ☆テツヤ NSR

初冬の組み立ては(続き)

日によって場所によって、活性に大きく差がある季節だとお話ししましたが、

それは同じ日の同じ場所であっても、時間帯によって起こることでもあります。



前回の更新でコンスタントなスローペースとお話ししましたが、それも1日の中では変化していきます。

最初は割れるのに2分とか3分とかかかっていたダンゴも、チヌやボラがつつきだしたらアッと言う間に割れてしまいます。

チヌやボラだけでなく、フグやカワハギなどのエサトリがダンゴに触りに来ただけでも割れは大幅に早くなります。

季節に関係なく、ダンゴの割れるタイミングの変化は見えない海底の様子を察知する重要な要素です。

ダンゴの割れ方やサシエの盗られ方、穂先に出るアタリなどに注意を向け、その時に何をどうすればチヌをダンゴに近づけさせることができるのか、そこを考えることがこの時期の重要なポイントであり、面白いところだと思います。

そして、今竿下やその周辺にチヌがいると考えるか、いないと考えるかによっても攻め方は変わってくると思いますので、そのあたりのことを次回更新で考えてみたいと思います。