㊹最後のお昼はクレープで | 私的パリ案内

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大好きなパリ!美術館も音楽もいいけれど
美味しいものもチョコッと食べてみたい
そんなおばさんの旅レポートです


 クレープと言えばモンパルナスが有名だが、パリ市内にはクレープ屋

がいたるところにある。モンマルトルも同じで、評判のクレープ専門店

Broceliande」(ブロセリアンド)を調べ上げて来た。行くつもりでス

ケジュールに入れていたのに、体調が悪くなって行かずじまい。そこで

今日のお昼に丁度良いからと探してみる。お店はすぐに見つかった。だが

閉まっている。そうだった、月曜は休みだった。予定が色々と変わったの

で、すっかり忘れていた。最近は母よりもボケているかも知れない。

セットメニューが16.90€でキール(お酒)+メイン+デザートが付く。

こういう所はお昼から夜までノンストップでやっているので、ピッタリだ

ったのに残念。お腹を壊した日があったのが本当に悔やまれる。外から覗

いただけだったが、なかなかに良さげなお店だった。


お店の外観。下の方にガレットと

シードル(りんごから作ったお酒)とある

クレープ屋

営業日と時間
メニュー

「仕方ないから戻ろうか、もう12時近いし。」とホテルへ戻る道を行き

ながら、最後の最後でオ・ルヴァン・ダンタンへ。ガトーショコラやお

菓子を買ったりした。もう部屋は使えないので、パン類を買うのは泣く泣

く諦めた。

結局、3度ぐらい通った

オ・ルヴァン・ダンタン 
パン屋

ずらりと並んだケーキ類。

なかなか食べる機会が無かった
ケーキ

ただのガトーショコラだと思ったら・・・

チョコ

中にもこんなにチョコレートが
チョコの中

表にアーモンドびっしり、裏はチョコレート。

蜂蜜で固めてあります。

(カレ・ド・ミエルの丸いバージョン?)
クッキー類

 ブラブラと歩いて来て、とうとう12時を過ぎた。時間が気になるので

テルまで1分もかからない所にあるカフェでお昼にする。今まで何度も

その前を素通りしていた「L'Atelier」(ル・アトリエ)に入る。いかに

画家の街モンマルトルらしいベタな名前だが、表に出ているメニューに

クレープがあったからだ。ギャルソンが気持ちよく迎えてくれる。外のパ

ラソルの下で食べている人もいるが、少し寒いので店内にした。今のとこ

ろ、中の客は私達だけ。

曇り空のこんな日でも外が人気だ
アトリエ店頭

店内はPOPな感じ 
店内

Plat」(メイン)のクレープ 

ガレット

こちらはデザートのチョコレート・クレープ
クレープ バター

 画像で見て分かるように、メインは蕎麦粉を使ったガレットタイプでは

なかった。出てきた時にはがっかりしたが、絶妙にトロリと溶ける半熟卵

が乗っているクレープは超美味だった。お腹が空いているせいもあるか

ら、‟超”は大袈裟かも知れない。でも、この大きさに野菜たっぷりは母も

喜んだ。二つ頼んでも良かったぐらいで、案外に軽い。チョコレートの方

も合格点。


紅茶

 お茶は他の店でも見たことがある、1892年創業のコーヒー・紅茶の専門

店「Comptoirs Richard」(コントワール・リシャール)のもの。フラリ

と入った店でも老舗のブランドを使っている所がパリらしい。葉っぱのラ

ンクはBOPでごく普通だが。このブランドは日本のお茶もあるし、パリ市内

の幾つかの店舗では可愛いカップやコーヒーのグッズも取り扱っているら

しい。いわばスタバみたいな店なんだろう。また行ってみたい店が増えて

しまった。

貼り付け元 <http://www.hitoriparis.com/shopping/comptoirrichard9.html >

お茶の種類は‟煎茶”とまで書いてある

Vert」は緑のこと
煎茶

‟ややパリジャン”みたいになって来た(笑)、母

母