ホテルに着いて、買い物を広げるとテーブルがびっしりになり、これ以上の置
き場が無いぐらいだった。娘はサブレが無かったので少しがっかりしていたが、
まだ熱っぽい。それでもマルシェの鶏肉を見て大喜びしていた。そうそう、マル
シェの出口にいつの間にかクレープ屋が出ていた。お土産にテイクアウト。食べ
た本人は「あまり美味しくない。」と言う。やっぱり出来立てを歩きながら食べるの
が一番なんだろう。
すっかりパリパリ感がなくなったクレープ。
持ち帰りだから仕方ないかも
フランプリで買ったもの
きのこ2種、ほんの少し
ガトーショコラにクッキー
甘そうな苺
プチトマトはもっと買えばよかったと
思ったぐらい甘かった
白い玉ねぎは日本でも見かける
実に美味しそうだったブリオッシュ
この他に鳥の丸焼き+ポテト。ソーセージ、プラム等。お昼に早速、食
べた。唯一の大・大・大失敗はスープ。「Lait」(レ)は牛乳だ!と買っ
てしまったが、よーく読んでみると「fermente」と下に書いてある。全く
知らなかったが、食べてみて分かった。飲むヨーグルトだった。これで作
ったスープはお世辞にも美味しいとは言えなかった。さすがの母も残した。
鶏肉とポテトOK。ブリオッシュは予想に反して
パサつき、バターの風味も少ない感じだった
今までに、こんな不味いスープを作ったことがない
昼食後、娘はまだ寝ていたいと言う。無理はさせられないので、午後は
私と母で近場の散歩に出ることにした。本当は3人で30番のバスに乗って
隣の駅「Rochechouart Clignancourt」(ロシュシュアール・クリニャン
クール)で降り、大型スーパーのカルフールへ行く予定だった。カルフー
ルには前回の旅で出会ったが、BIOの製品を多く開発しているスーパーだ。
色々物色するのを楽しみにしていたが、仕方ない。私としてもスーパーよ
りは「Sola」へ3人で行きたい。前日に携帯で確認電話も入れておいた。
「行ってらっしゃい。」の声に送られて、母と二人でホテルを出た。私
と娘はこの辺りを前回しっかり見て歩いているが、せっかくナヴィゴを持
っているんだからと、母をケーブルに乗せる。上まで行ったが「サクレク
ール寺院は行かなくていい。」と言うので、写真を1枚撮っただけで降り
て来た。過去に一度か二度行っているのを覚えているんだろうか。
降りた所で斜め前に見えている「monop'daily」に立ち寄る。ここでチョ
コレート菓子やクッキーを買い、アンヴェール駅まで真っ直ぐに続く道を
行く。前回は買い物をしなかった「Georges Larnicol」(ジョルジュ・
ラーニコル)でマカロンとヌガー数種。母が「好きだから、買ってみた
い。」とヌガーはナッツ類が入ったものを大目に買った。「Christophe
Roussel」(クリストフ・ルッセル)では定番の唇の形をしたものと、‟モ
ンマルトルの丘”をイメージしたチョコレートを忘れずに購入。その後、
いつものスーパーで紅茶や水、飴を買って帰る。またまた結構な荷物にな
ってしまった。
ヌガーとキャラメル。この量で11.80€(約1,600円)。
お土産用のマカロンは一つ7.00€(約1,000円)
クリストフのチョコレート
‟Kiss Rose"と呼ぶ唇型は3個入り一箱7.50€(約1,050円)
色々選べる‟モンマルトル型”
モノップとスーパーでこれだけ買ってしまった。
他に+水2本
ホテルに着いて、16:30。夕食は19:00からなので少し休憩することに
した。今の所、母だけが元気。熱も無く、お腹もこわしていない。まぁ、
それが一番。私達の場合はまだ若いから、なんとかなる。母の場合は救急
車を呼ばなくてはという事態にまで行く可能性がないこともないから、恐
い。脳出血を再発されたら、どうにもならない。一応、お医者さんからは
OKを貰っている。でも、運任せの旅であることに違いないだろう。なるよ
うに、なるってことだ。