食後はメトロで移動し、今ネットでパリのパン屋さんを検索すると必ず
出てくる有名店「Du Pain et des Idees」(デュ・パン・エデジデ)に向
かいます。多くの星付きレストランの御用達。中でも「Pain des amis」
パン・デザミ(友達のパン)の人気は絶大らしい。これは是非行かなくて
はと言うことで、スケジュールに入れました。近くには、日本でも各地に
支店がある「Agnes B」(アニエスB)もあります。
その前にちょっとお手洗いへ。「ルレ」の店員さんに聞くと、隣へ行け
と言います。お隣は「Hôtel Le Relais Saint-Germain」(ホテル ル ル
レ サン ジェルマン)。内部は4つ星の立派なホテルですが、入口があまり
目立ちません。えっ、この中?とキョロキョロすると入口がもう一つ。店
員さんが行けと言ったのは、左側の立ち飲みバーの「L'avant Comptoir」
(ラボン コントワー)の方でした。
この扉の右がホテルです。ここに泊まったら、
毎日ビストロ通い?
狭いカウンターの中で、女性スタッフが
テキパキ働いています
天井飾りがオシャレ!トレードマークは豚です。
前菜のお皿にもいましたね
ここがバーの突当りの、お手洗い入口
この立ち飲みバーの事は前もって知っていましたが、本当に細長いカウ
ンターが一本あるだけ。そこに大勢の人が立ったままワイワイやっていま
した。店内は超満員の有様。本来はここで一杯引っかけてからディナーの
時間を待ち、気分よく隣のビストロに移るためのバーです。昼間っから!
と思いますが、何しろただのバーではありません。出てくるお酒の友がス
ゴイらしいです。酒飲みじゃない私達には無縁のようですが、食べるだけ
でも大丈夫でしょう。今日はちょっと無理ですが。代わりに、まだ小腹が
空いているので店頭で焼き立てを売っているクレープに挑戦することにし
ました。私達の前には小さい子供二人分を焼いてもらっているお父さんが
います。目が合うと「ここのは旨いよ!」と教えてくれました。
たった一人で焼いて包んで会計。
手際よくやってます
チョコ・クレープはナッツの香りがするチョコレート。
超超美味!
クレープを食べ終わって、「デュ・パン・エデジデ」に向かいます。パ
リ6区から10区への移動。メトロ4号線でオデオンから「Chatelet」(シャ
トレ)に出て、メトロ11号線に乗換。そして、4つ目の駅「République」
(レピュブリック)で降車です。メトロではひと駅なので歩いて行くつも
りでしたが、バス停が沢山あります。「Jacques Bonsergent」(ジャック
・ボンセルジャン)まで乗ってみることにしました。ところが待っても待
ってもバスが来ません。65番のバスでふた駅の筈なんですが・・・。結局
予定通りに「Bd.de Magenta」(マゼンタ大通り)を歩きで向かいました。
レピュブリック広場には大勢の人々が憩っていました
場所は「R.Yves Toudic」(Yvesはイヴと読みますが、Toudicは分かり
ません)の34番地。マゼンタ通りから右に入って、最初の角を更に右に入
ります。簡単ですが三叉路で少し迷ってから、辿り着きました。そして、
とってもがっかりしました。お休みだったのです。どうやら、臨時休業中
らしい。今日は木曜日なので、定休日では絶対にありません。こういう情
報まで事前に掴むことは難しいので仕方ないと思いつつ、失望率85%です。
お休みのサインでしょう。
スクリーンが下がっています
入口には数々の賞を取った印が。
ミシュランに次いで有名なガイドブック
「Gault & Millau」(ゴー・ミヨー)の
賞も取っています
休業の張り紙。
28日から休むって・・・ツイてない
レトロな店内の様子。またいつか来てみましょう
帰りに寄った「Agnes B」(アニエスB)はバーゲン中でもなく、お値段
は心なしか日本で買うよりも高いような・・・。折角来たのですからお土
産に多少は奮発したかったところですが、買いたいものがありませんでし
た。今日はお昼のルレまでが最高でしたが、午後は外れ、外れの一日。そ
んな日もあるだろうと、早々にアパルトマンに帰る事にしました。
夏物のディスプレイ。品数は多くありません
こちらはバカンスに役に立ちそうな
アクセサリーのコーナー
帰りがけに見た猫ちゃん
Republique~Du Pain et des Ideesまでのケム