ズレ:「心臓に悪いおっかなびっくりものは苦手分野でホラー映画にジャンル分けされてるこの作品は全くノーマークだったのがたまたまTV番組での作品紹介が目に入り、存外に原作を敷衍した文芸映画っぽいイメージを受けたもんでそれなら百聞は一見に如かずと映画館に足を運んだ次第でぃ。
怪物の花嫁を創ろうとして止めたメアリー・シェリー原作に対して花嫁を創る設定は既に90年前の“フランケンシュタインの花嫁”で映画化されてるけど、この作品は怪物自らが花嫁の創造を望むところがミソで自ずと花嫁にウェイトを置いた活劇になってるのが!までつくタイトルの所以っぽいやな。
登場する小道具からしてホラーというより概ね同時代っぽい“俺たちに明日は無い”を彷彿とさせる青春クライムロードムービーの趣で、そこにルッキズム・ヘイトクライム・ミートゥ・エプスタイン事件といった今日的な問題を投影させたような印象だったぜ」