ひとりなんて 平気だと想ってる
ひとりなんて 平気だと想ってた
産まれてくるときも 逝くときも 所詮ひとりだと言うけれど
産まれくるときのこと 記憶にはないし
逝くときのこと それは想像
ひとりは やはり寂しくて でも どうしたって1人なわけで
わかって欲しいなんて 誰にも乞わないし
誰も わかるはずなどあるわけないし
生きるは寂寥
生きてくは孤独
この世は修行だと 神仏 心にある人は言うけれど
あちらの世界は まだわからないわけで
今の現世 苦しくて 辛くて 孤独に蝕まれ
それも修行だと言う人よ
あちらでは この孤独 少しは楽ですか?
それならば 一時も早く あちらへ逝きたいと願うを 許してください
身体痛むは平気です
血が滲むことだって なんてことはない
でも この孤独 この孤独 キツくて辛くて 息がとまりそう
我が身 ただひとりと嘯くけれど 1人の孤独はなんてことない
二人の孤独は 息が詰まる
あぁ神よ仏よ
わたしは いつまで生きるのですか
いつまで 生きねばならぬのですか
あちらが穏やかかどうかわからないけれど
きっと今よか 楽な気がする
わたしは 少しは耐えました
だから どうか もう許してはくれませんか
もう一時も早く そちらへと逝きたいのです
何も考えないそちらへと
何も感じないそちらへと