作曲大作戦Part-23 | n/--Naoki Tanaka official Blog【welcome to my world】

作曲大作戦Part-23

僕は、なんで・・・キーボードを始めたんだろう?・・・って、今になって考えてみた。


僕は小学校の時に、母親からピアノをすすめられた。でも、「ピアノなんて女のやるこったい」と、元気良く断った。全くと言っていいほど音楽に興味がなかった。というより、大っ嫌いだった。人前で歌うのなんて、想像しただけで下痢になった。(本当です)リコーダーのテストで0点だった事もある。(本当です)中学生になってから、『さだまさし』に憧れてギターを始めた。けれど、僕より上手く弾ける男子は山のようにいた。(う~む。こりゃ~、マズいぜ・・・このままじゃあ、バンドに入れてもらえないかも・・・)そんなこんなで、地味に挫折的状況に片足突っ込み出したころ・・・たぶん中学3年の春だと思う。




友達に借りたドーナツ盤に針を落とした。
♪チャドンチャン、チョンチャンチャン、チャドンチャン・・・もう・・終わりだね・・・チッ・・・君が・・・♪(分かるかなァ~?最初のチャンドンはピアノで、チッはハイハット。w)
そうさ、『オフコース』の《さよなら》だ!(パチパチ)はっきり言って、フォークギターを抱えて『さだまさし』を歌ってる僕が時代遅れに思えた。(あはは・・・さださん、ごめんなさい。本気で、その時は思ってしまいました。)ところが、当時のテレビ番組に『オフコース』は出てこない。久米さんが毎週あやまってる。(うぅぅぅぅ。。。かっちょイイぜ。やっぱ、ニューミュージックだよな・・・今は)そして、友達の家で初めて写真を目にした。「明星」だった。(おぉぉぉぉ・・オフコースだ!・・すっげぇ~・・・あれ?キーボードの人が歌ってるのか?・・・あっらぁ~・・・こりゃあブッタマゲた。だって・・・サザンは女の人じゃん・・・へぇ~・・・かっちょいいな・・・男のほうが・・・)

あまりに無知だった僕は、素直にキーボードを始める事にした。

そして次の日、早速、音楽室でピアノの上手な”Mさん”に声をかけた。
「ねえ、〈ド〉って、っどれ?」
優しく教えてくれた。実は、その子の事が前々から好きだった。
本当は、”Mさん”に話しをする口実造りで・・・キーボードを始めただけかも知れない。。。。


naoki......