医師とナースのすれ違いーオーダーの向こうにある医師の気持ちー | ナース☆きらり リーダー・管理職お悩み解消コーチ

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先日行った、日本ヘルスコミュニケーション学会集会で、面白い発表がありました。

【医師・看護師関連系能力の鍵をにぎる「クリティカルポイント」事例】

医師と看護師双方に、お互いの間で起きた対立場面をインタビューして、事例としてまとめられた研究発表です。

 

これが、まあ、現場あるあるで、本当におもしろかった。

 

例えば・・・

 

なかなかオーダーが出ないなあーと思いながら、あんまり急かしてもとギリギリまで待って連絡したら、「なんで夕方になって電話してくるの?」とか、こっちは朝から待ってんだよムキー・・・とか。

 

かと思えば、状態が変わったわけでもないのに、夕方になってすごい数の検査のオーダー至急で入れてきたりして、今からこの検査やってどうするの???ムキー・・・とか。

 

やっと全てのオーダーを拾い終えたと思っていたら、夜勤との申し送り中にどこからか黙ってオーダー飛ばしてきたりして、それが結構重要な点滴変更指示だったりする。一言声かけてよムキー・・・とか。

 

 

もう、言い出したらきりがないのだけれど、このナースからしたら暴れだしたくなるような医師の言動には、医師なりの気持ちがあってのこと。

特に、チームではなく、ひとりで患者さんを診ているような環境の医師からすれば、患者さんのことをしっかり考えて治療を進めたいという想いがあります。
だから、指示を出すのも遅くなるし、急に検査をしたくなる。

 

特に、お互いのすれ違いが起こることで、協働できなくなるのは、医師も看護師も5年未満の場合が多いそうです。

不思議と5年を過ぎると、お互い丸く収めながら協働できるようになるとか。

多分、お互いの立場や気持ちがちょっと理解できるのでしょうね。

確かに・・・と現場を思い出して笑ってしまいました。

 

医師とナース。

切っても切り離せないパートナーであることには間違いありません。

本当の意味で、パートナーとして協働できるようになればいいですねドキドキ

 

 

 

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