wikipediaより

分子レベルにおけるホルミシス効果

生体を構成する分子レベルにおけるホルミシス効果

  1. 抗酸化系酵素活性
    • SOD活性の亢進
    • TRXの誘導合成
  2. タンパク誘導合成
    • ガン抑制遺伝子p53の発現
    • 熱ショックタンパクHsp70の誘導合成
  3. 細胞情報伝達系の関与(細胞膜の構造機能の変化)
    • 脂質過酸化の低減
    • 膜流動性の亢進
    • Na+、K+-ATPase活性の亢進

細胞レベルにおけるホルミシス効果

  1. 適応応答の誘導
  2. 免疫細胞の活性化
  3. 細胞情報伝達系の関与

個体レベルにおけるホルミシス効果

さらに「個体レベル」においては、

  1. 制がん・抗がん作用
  2. 活性酸素病に対する効果
  3. 放射線抵抗性の獲得
    • 高線量照射に対する生残率の向上
  4. 中枢神経系への刺激作用
    • 覚醒刺激としての認識
    • 心理的ストレスの軽減
  5. ヒトの疫学的効果
    • ガン以外の死亡率の低減


平成22年(2010年)11月29日膵頭十二指腸切除術
術後、放射線治療・抗がん剤(GEM→TS-1)

平成26年3月19日局所再発 
4月11日GEM再開
5月19日CTにて肝臓に多発転移あり
6月  2日に入院して、ポート植え込みFOLFRINOX予定だったが…

6月  1日急性胆管炎で敗血症となり入院
6月17日FOLFRINOX①導入
6月24日 退院
7月  1日~5日発熱性好中球減少症で入院
7月  9日FOLFRINOX②
7月19日~22日発熱・貧血で入院
7月29日下血にて入院
内視鏡的止血術施行
8月  1日FOLFRINOX③
8月  2日退院
8月20日FOLFRINOX④
9月  1日造影CT検査
9月  3日腫瘍マーカー採血あり
FOLFRINOXの効果を判断する。