こんばんは❗️
だんだん春に近づいてきましたね😊
花粉症で鼻がムズムズする季節に
恐怖を感じる方もおられますよね😅
花粉症はアレルギー反応なので、
今回取りあげる腸の状態を良くすることで、
かなり改善されることもあります‼️
腸の機能を理解し、
腸内環境を整えることは、
コンディションを整え、
ハイパフォーマンスへと導きますので、
是非知っておいて下さい☺️
『腸が果たす
5つの重要な機能とは❓』
腸は単なる
「食べ物を消化する器官」ではなく、
私たちの健康を維持するための
中心的な役割を果たしています。
実際に、
「腸が健康なら体も心も健康」
と言われるほど、
腸の働きは多岐にわたります。
これから、腸の5つの主要な機能について、
できるだけわかりやすく説明していきます。
1️⃣ 消化・吸収
〜 食べたものをエネルギーに変える 〜
腸の一番基本的な役割は、
食べたものを分解し、
栄養素を吸収することです。
✅ 腸の消化・吸収の流れ
1. 胃で細かくなった食べ物が、
小腸に送られる
2. 消化酵素(膵臓や腸から分泌)
によって、たんぱく質・炭水化物・
脂質がさらに分解される
3. 腸の壁(粘膜)から栄養を吸収し、
血液を通じて全身に運ばれる
しかし、
腸の状態が悪いと、
栄養をうまく吸収できず、
エネルギー不足や不調につながります。
2️⃣ 腸管浸透性
〜 バリア機能で体を守る 〜
腸には、
必要な栄養を通し、
有害なものをブロックする
「フィルター」の役割があります。
これを「腸管浸透性」と呼びます。
✅ 健康な腸のバリア機能
• 必要な栄養素はしっかり吸収
• 病原菌や毒素、有害物質はブロック
しかし、
不規則な食生活やストレスに
よって腸のバリアが壊れると、
「腸漏れ(リーキーガット)」が起こり、
未消化の食べ物や毒素が血液中に
漏れ出します。
これが炎症やアレルギー、自己免疫疾患の
原因になることがあります。
3️⃣ 腸内細菌
〜 腸の中の小さな住人たち 〜
腸の中には、
約1,000種類・100兆個以上の
腸内細菌が住んでいます。
これを『腸内フローラ』と呼び、
私たちの健康に大きな影響を与えています。
✅ 腸内細菌の種類と役割
• 善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌など):
消化を助け、免疫を強化
• 悪玉菌(ウェルシュ菌など):
腸内で有害物質を作り、腸の働きを妨げる
• 日和見菌(どちらにもなる):
善玉菌が多ければ良い働きをし、
悪玉菌が増えると悪さをする
腸内環境が乱れると、
便秘・下痢・肌荒れ・免疫力低下など、
さまざまな不調につながります。
食物繊維や発酵食品を摂ることで、
善玉菌を増やし、腸内環境を
整えることが大切です。
4️⃣ 免疫調節
〜 体を病気から守る最前線 〜
私たちの免疫細胞の約70%が
腸に存在しており、
腸は体を守る「免疫の司令塔」
とも言える重要な器官です。
✅ 腸と免疫の関係
• 腸内細菌がウイルスや細菌と戦う
免疫細胞を刺激し、体を守る
• 腸内環境が悪化すると、免疫の働きが
乱れ、感染症・アレルギー・自己免疫疾患
のリスクが上がる
腸を健康に保つことは、
風邪やインフルエンザの予防だけでなく、
アレルギーや生活習慣病のリスクを
減らすことにもつながるのです。
5️⃣ 神経系
〜 腸は「第二の脳」 〜
腸には、脳とは独立して働く
『腸神経系(ENS)』
というネットワークがあり、
これが脳と腸をつなぐ
『腸脳相関』を生み出しています。
✅ 腸と脳の関係
• 腸は「第二の脳」とも呼ばれ、
脳に次いで多くの神経細胞を持つ
• 幸せホルモン「セロトニン」の
90%が腸で作られる
• ストレスや不安が腸に影響し、
逆に腸内環境が悪化すると
メンタルにも悪影響を与える
腸の健康を整えることで、
心の健康も向上するのです。
「ストレスでお腹が痛くなる」
「緊張すると下痢になる」
といった経験は、
まさに腸と脳が密接につながっている
証拠なんですね。
≪ まとめ ≫
腸は健康の要‼️
腸は、私たちの健康を支える
5つの重要な役割を持っています。
1️⃣ 消化・吸収
食べたものをエネルギーに変える
2️⃣ 腸管浸透性
有害物質をブロックし、栄養だけを吸収
3️⃣ 腸内細菌
善玉菌・悪玉菌・日和見菌(腸内フローラ)
のバランスを保ち腸の機能を最適化
4️⃣ 免疫調節
体の70%の免疫細胞が腸に存在
5️⃣ 神経系
腸は「第二の脳」、メンタルにも影響
腸を健康に保つことで、
消化不良や便秘だけでなく、
アレルギー、生活習慣病、
さらにはメンタルの不調までも
改善する可能性があります!
次回は、
「健康な腸」とははどんな状態か❓
について解説しますね😊