私は欧州のとある小国に住んでいるのですが、
先週ワクチン3回目のブースター接種が決定しました。
ただし対象者は、一部の基礎疾患を持つ人のみ。今の時点では、ワクチンが普及していない国を優先させるため、高齢者は除外するそうです。
ブースター接種の対象基礎疾患は、
免疫系疾患などに加えて、がんの治療中の患者と過去3年以内にがんの治療を受けた患者など。
つまり、私も対象です
(1回目は3月に、2回目は4月に接種済み)
もうすぐ治療を終えて一年、ピンピンしているので、
正直なところ、高齢者より私の方がリスク高いの?と疑問に思うのですが、でも蔑ろにされるよりかはありがたいですね。
対象者には接種案内が郵送されるそうで、
私は本当に対象なんだろうかと疑問に思っていると、早速メールでも案内がありました。
(ワクチン1&2回目は、治療した病院からの連絡)
政府決定から1週間足らずで対象者への通知。
普段のこの国の人の仕事を見ると信じられないほどのスピード感
たぶん理由は
少ない人口規模とIDナンバー。
全住人にIDナンバー(日本のマイナンバー的なもの)が発行されていて、ワクチン接種もこれに紐付けされて管理されています。
そして私が「三年以内にがん治療をした」ことも、このIDナンバーに紐づいている模様。
(病院のカルテをIDナンバーで管理してるので当たり前なのですが)
住民登録情報、年金や健康保険の社会保障、税金などがIDナンバーで管理されているのは知っていましたが、病気の情報まで
だからこそワクチン接種やワクチンパスポートをスムーズにシステム化できたのですが、
国がそこまでアクセスできるとは。
ちょっと怖いですね
そしてここまでシステム化できてしまうのも、人口規模が少ないからだと思っています。
大企業よりも中小企業の方が、フットワークが軽いのと一緒ですね。
さて予約案内が来たものの、
私は二回目を4月にファイザーを接種したのですが、ブースター接種の効果的なタイミングはいつなのでしょうか。。。ある記事では6ヶ月後、あるソースでは8ヶ月後。
世界中で手探りの段階なので、やはりちょっと不安はあります。
10月の定期検診で主治医に相談してからにしようかな。「お好きな時にどうぞ」と言われる気がしますが。