先日、COVID-19 のワクチンを受けましたが、
元々の優先対象は高齢者と基礎疾患を持つ45才以上。
なぜ45才未満の私が受けられたかと言うと、おそらく血液がんの治療を2020年にしたから。
(あくまで私の在住国のルールです。日本に関してはわかりません。)
優先的にワクチンを受けられたのはありがたいですが、逆に言えば血液がんはリスクが高いということ。
「血液がんだからリスクが高い」という情報は知らなかったので、少し調べてみました。
在住国のがんセンターのホームページに、
「血液がんは固形がんよりリスクが高い。」と記載があり、出典として下記の記事が紹介されていました。
英語の長ーい文章なので、私も全文読めてないですが、英国のコロナ患者の中でがんの種別による重症度を比較分析。2020年8月発表。
リスクの高い順に、
Leukaemia:白血病
Myeloma:骨髄腫
Prostate:前立腺
Lung:肺
Lymphoma:悪性リンパ腫
Central nervous system:脳・中枢神経
Urinary tract:膀胱
Digestive (non-colorectal):消化器
Colorecta:大腸
Other haematological:その他血液
Lip, oral cavity, and pharynx:口腔、咽頭
Breast:乳
Female genital organs:婦人科系
確かに、1位、2位、5位が血液がんですね。
ただ、このレポートの患者の中央値は70歳。
40歳未満は、サンプル数が極端に少ないようで(20-39の低ーい棒グラフ見えます?)、
AYA世代のがんに当てはめるのは無理があるかなと個人的には思います。
40代に関しても、1つ目のグラフを見ると、サンプルのないがんが多いです。
結局のところ一番大きなリスクは、年齢でしょう。
また英国のデータなので、一概に日本人に当てはまるとも思いません。
例えば日本と比べて、欧州は慢性白血病の患者がとても多いので。(白血病全体に対して、欧米30%、日本2%)
なので、この記事を見て不安になる方もいるかもしれませんが「こんなデータもあるんだ」ぐらいで読み流してくださいね。