抗がん剤治療2クール目が終了し、これまでの治療の評価がありました。
PET-CT検査で、3月時点と6月時点を比較し、抗がん剤の効果があったかを見ます。
結果は、、、
現時点で、がん細胞はきれいさっぱり消えている!
もちろん現時点でなので、安心はできません。
今後も治療は続きますし、抗がん剤直後ということもあり、寛解というには早すぎます。
しかしABVD治療の効果があったことは、嬉しい限り
以前のPET-CTにはなかった鼠径部に少し光っている部分がありましたが、おそらく炎症のせい。(免疫力が落ちているせいで、小さな傷が軽い炎症を起こしていました。)
ドクターも炎症性という診断で、一安心。
今後の治療
治療開始当初、6クールもしくは8クールのABVD治療を行うと聞いていました。
今回の結果を受けて、6クールの選択となりました。
今2クール終わったので、あと残り4クール。まだ3分の1で、道半ば。。。
これまではABVD治療でしたが、これからはAVD治療へ切り替えます。
AAdriblastine
BBleomycin
VVinblastine
DDacarbazine
上記のうち、B:ブレオマイシンを抜いたAVDという訳です。
ブレオマイシンには肺毒性があるので、体への負担を考えてのこと。
副作用も軽くなるといいのですが。
また白血球を上げるための自己注射も毎回5日間行っていましたが、次回は注射なしで白血球が上がるか一度様子見を行うそうです。
自己注射も慣れてはきましたが、ないにこしたことはありません。
次回の評価
4クール目が終了する2か月後にまたPET-CTを行います。
そこで現在と同じ状況であれば、追加で2クール行って治療終了。
半年間でPET-CTを3回。
かなりの頻度なので、体への負担が少し怖いですが、(PET-CTは放射性物質)
「治療が効いてないんじゃない?」
「この固いのはもしかしてしこり?」
「この痛みはもしかしてがん?」
など、ネガティブになって不安になるよりは、高頻度で評価してくれる方が精神的に安定します。
語彙
完全寛解:Remission complete / Complete remission
余談ですが、この言葉を知らず、ドクターがカルテ記入しながらつぶやく言葉を「ミッションコンプリート」と誤解。
「任務終了?何のミッション?そんなことカルテに書く?」と思ってたのですが、後で夫に説明されて恥をかきました