末期の胃がんであるとの思い込みで気持ちは落ち込んでいましたが、人生初の胃カメラへも不安でいっぱいでした。
経験者に聞くと、
ホームドクター「まぁつらいけど、すぐ終わるから。カメラの大きさ?こーんなに細い細い。大丈夫。大丈夫」
同僚「痛くはないよ。でも気持ち悪い。大丈夫。大丈夫。がんばって!」
上司「胃カメラ気持ち悪いですよ。ゲップが止まらなくてね。大腸カメラも大変ですけどね。どっちが楽かって?•••(熟考後に)胃カメラかな」
また能天気な私はみんな大丈夫って言ってるから、まぁ大丈夫だろうと思い、その日に臨みました。
血液検査、検便を提出して、いざ胃カメラセクションへ。
優しく手を繋いで「大丈夫よ」を繰り返すナースと、やたらテンションの高い日本好きのドクター。
👨⚕️「君は日本人かい?日本人のドクターは胃カメラが上手なんだ。そして日本人も胃カメラを受けるのが上手なんだ。みんなとても大人しい。君も今日は日本人のDNAを発揮できるはず!
そうそう、ブラジルで君の名前と同じ医者が胃カメラの神様って呼ばれてるんだよ。だから大丈夫!」
大学病院でしたが、胃カメラは口から。鼻からの選択肢はなし。
スプレーによる麻酔の後、マウスピースを装着。
実際の太さは覚えてませんが、口から出ていたチューブは結構太かったです。
結果、、、もう二度としたくないと思うほど辛かったです
胃カメラ検査の後仕事に行くと言ったので、スプレーの簡易麻酔のみでしたが、
おそらく痛みに弱い人が多いこの国では、静脈麻酔でボーッとさせるという選択肢もあったはず。(場合によっては全身麻酔も)
次回するならば、絶対それで。
今思えば、その昔歯医者で歯形を取るための型を口に入れるだけでえづきまくってた私が、胃カメラなぞ我慢できるはずなかった。
ドクターが特別ご褒美にと海苔をくれましたが(5枚入の韓国海苔)、放心状態の私は大したつっこみもできず、海苔をもったまま待合室へ
15分で行くと言ったドクターが60分後に診断書を持ってきてくれました。
結果、胃には全く問題なし。
(一応生検にも出しているようですが、未だに結果の連絡はないので、問題ないのでしょう。)
清々しい気分で職場へ向かいました。
ただこの時2020年3月半ば。結果的に職場で働いたのはこの日が最後、次の日からCOVID19のために全面的にテレワークとなってしまいました。