いよいよ、今回の釣行での核心部に迫ります。
前日の、宴の影響もあり?遅めのAM6:30に天狗小屋を出発
足取りも軽快に登山道に向かいます

今回のルートは、全て無理を言ってお願いした”山田さん”にお任せ
毎週必ず、小屋に来ている方の情報は、出合川の状況も庭先
7月中旬までは、雪渓で呂滝付近は、釣りにならないとの情報を事前に
聞いておりましたが、なんと現在は消えたとのこと!
山形の釣り師としては、一度は足を運んでおかなくてはならない
聖域『呂滝』
幻の巨大岩魚”潜水艦”が潜むといわれる滝壺
今回は、日帰りで呂滝を往復するというコース設定
後に、想像以上の経験をすることになるとは
メンバー誰ひとり想像できず、ひたすら山田さんの後を歩き
いよいよ、登山道をはずれ、”藪漕ぎ”開始です。
(藪漕ぎとは、道のない藪の中を突き進むことです)
2万5千分の地図には、川も名前も無い分からない“小沢”
その名も「牛沢」その沢筋を、本流まで一気に沢下りします。
いきなり、沢下りからスタートすることは、メンバー初体験
通常の釣りは、下流から登って、下るのが普通ですが

初めての沢を、いきなり下るのは、体のスタンスが逆になり

足のかけ位置が難しく、巻き方も悩むことに
ここで、山田さんのガイドが無ければ、かなりの時間ロス

更に、安全な沢歩きの方法まで、レッスンして頂く。

この沢下り、地図上で僅か1、5kmと計測できるが、高低差が半端でない
目の前に見える、山の裾にある本流へ、一気に下降

鳥さんには、少しばかりハードな沢歩きで、かなり息があがる・・・
もちろん、山田さん以外は、メンバー全身ずぶ濡れ(笑)


我々の想定以上のペースの遅さに、山田さんも予定している工程に
不安の色を隠せないのが、時折伺えます。
でも、鳥さんの安全が第一
本当に、最短ルートで本流へ出たのは、AM10:00(3:30経過)

この場所からは、呂滝まで高巻きすることなく、釣り上がれるらしい
しかし、帰りの時間も考えると…
まずは、鳥さんに一発目の試し釣りを!

いきなり、尺上32cmのお出迎え

魚の画像は、鳥さんのカメラを使ったので、掛った瞬間だけでも
頭では分かっていても、私には”呂滝”しか見えない(笑)
時間の関係で、釣りを楽しむか?呂滝を一目見るか?
判断を山田さんに迫られる。
鳥さんは、既にグロッキーな状況、帰路を考えると歩く元気も失せて
この場所で楽しむことに。

長くなりそうなので、引っ張りま~す
続く