『ファースの家』との出会い


私の自宅は、2年前の4月に完成しました。
当時は、オール電化住宅には、興味がまったくなく、とにかく自宅の建て替えだけを考えていました。(明日明日、40歳ともなるので、住宅ローンの借り入れも難しくなるので)

完成直前の我が家
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どんなメーカーがあり、どんな家があるのか、まるで何も考えず、家の立替を考えており
以前、スキーを通じて親しくしていた、工務店の社長がいたので、お願いしました。
親戚にも、工務店を営んでいる人もいましたが、懐感情もあり、いろいろ考えましたが、親戚に依頼せずに、この工務店へ依頼しました。
この工務店は、従業員数も少なく、非常に小規模な会社です。規模の小さい会社だからこそ、お客さまのことを良く考え、理解して企業努力していける事が、多々あります。


この社長の人柄、仕事の内容は、以前から良く知っていた為、『あの人なら大丈夫と』全てをお任せする形になりました。
設計の段階で、当時社長が在来工法のほかに、新たにファース工法を取り入れており、社長が言うには、いろんな断熱工法を勉強してきたが、在来工法をとりいれた断熱工法では、『ファースの家しかない』と考え取り組み始め、まだ、数件の実績しかありませんでした。その数件のお客様の反響がすばらしく、私に『絶対間違いがないから』と進めてくれました。
私は、家のことなどまるで何も分からないので、『社長が言うなら間違いないかなー』それくらいに感じていませでした。

話を聞いていくうちに、夏涼しく、冬暖かい家が出来るというのだ。そこでは、半信半疑でいましたが、今まで、ファースの家を新築し、実際に住んでいるお客様数件の中から、阿部さんというお宅を見せてくれるというので、早速お宅訪問となった。
普通、新築して居住してから、実際の生活している空間を、他人に見せてくれるなんて、あまり考えにくいことだが、せっかく見せていただけることなので、さっそくお邪魔して、どんな暮らしぶりなのか見てくることに。

室内の天井、床、壁すべてに断熱発泡を吹き付けます。(まるで、カマキリの巣のよう)
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阿部さん宅を訪問したのは、私の家の着工前の8月でした。外気温度は30度を超える猛暑、玄関を開けると扉の中はひんやりとしている。『私は玄関口にもエアコンあるんだー』と、なにも分からない私は、そう感じました。
そうしたら、エアコンは、天井裏に1基あり、この1基で全館冷やすそうだ。(茶の間、寝室に、別に取り付けはしてあるが、ほとんど使用しないですむらしい)

この住宅は、2Fは息子さん夫婦が暮らして、1Fに両親がくらす二世帯住宅なのである。
両親の話を聞いていくと、『本当に涼しくて、いいばっかりだー』とのコメント。たしかに、何処の部屋に行っても、温度差はなく、家中涼しいのだ。
涼しさを感じたが、室内の温度は28度くらいだったが、体感温度はもっと涼しく感じるのは何故?『湿度がないからだよー』と社長のコメント。

冬でも、どの部屋も温度差がなく、快適な生活を送っているそうだ。通常の山形での住宅ならば、冬ならば茶の間だけ暖をとり、廊下は寒いのが普通。お風呂に入って、脱衣所に出ると寒いのは当たり前、これがなくなると言うのだから、驚きでした。

『これなら、誰が来ても自慢の家のはず、他の人にも見せたくなるはず』そう感じました。

気になるのは、光熱費ですが、この阿部さん宅は、建坪が70坪と大きく、すごいだろなーと思い聞いていくと、この時期で¥15.000/月位と言うのだ、この快適さで??
上下に、キッチンがついている2世帯住宅で??


ファースの家の、建物の値段が気になったが、私の母も60歳を過ぎ、今まで苦労して働き、ボロボロの家に住んできたのだから、老後は快適な家に住んでもらいたい。この一心で契約を決断する。

完成した、マイホームの建坪は、56坪の2世帯住宅にしました。1Fには、母が暮らし、2Fには、私達夫婦。またキッチンをそれぞれに分けました。
無駄なコストと思ったが、嫁とはいっても、母とは赤の他人、無駄な争いは避けた方が、私は気楽なため。

暖房器具は、深夜電力を利用した、畜熱暖房機1F3基、2F2基の計5基(大小ありますが、ファース本部で、坪数設計に合わせて、決められるそうです)。同じく深夜電力の電気温水器。エアコンは、天井裏に1基と別に、1Fリビングに1基設置。
IHヒーターの予定でしたが、母が電磁波を気になりだし、ラジエントヒーターを採用しました。(割高ですが、料理は格段美味くなります)

昨年4月に入居して、現在に至りますが、居住の住み心地はいいのは間違いなかった。私の職業は、運送業ですので、起床の時間帯が不規則で、深夜2時の出勤もある。
真冬の深夜2時、なんの抵抗もなく、寝床から出られる。以前の、布団から起き出せない生活がまるでうそのようだ。外気温度が氷点下というのも忘れ、薄着で外に出て、慌てて戻り上着を羽織ったこともしばしば。
入浴時でも、浴室から脱衣所へ来ても、寒さはない、全館温度変化がほとんどないのには驚かされる。
夏場にいたっては、室温は28度くらいで、けっして、涼しくないように思われるが、湿度がない分、体感はいたってすごし易い温度です。梅雨時の夕暮れ時、外気温度が25度で、室内温度が28度と、家中の温度が高くなるが、外は肌がべたつき、室内の方が過ごしやすいのは、驚かされた。

また、私の家の設計された1級建築士のFさんも、自らファースの家を購入していますが、子供のアトピーが直ったという報告もあります。カビの発生がないし、空気循環システムがありますので、本当に室内の空気はきれいです。
私は、最近恥じなければいけないのですが、ヘビースモーカーです。2Fのリビングでは、モクモク煙を出しますが、タバコのヤニ臭さは、全然しません。(タバコを吸う人でも、室内の匂いは感じますよねー)

私が、住宅に興味を持ったのは、恥ずかしい話ですが、完成した後のことです。職場の同僚が、同じように新築のオール電化住宅を購入した話を聞いて、『オール電化っていいよねー』と問いかけると、『電気量が高くって』『2Fの床暖房切ろうと思っているのです』と言われた。
『え!オール電化って、全部同じで、経済的じゃないの??』率直に感じました。

また別の人は、住宅メーカーの内覧会場に行き、あまりの、熱意のこもった営業マンの話術にはまり、初めて入った会場で根負けしてもう決めてしまった。計画を立てていくうちに、最初の話では、坪単価が安かったのだが、オプションで高くなってしまった。住んでみても、満足はいかない(光熱費が高すぎる、いまさら、石油ファンヒータも使いたいけど使えないし)の実際の声があるのです。このときは思いました、なんで、もっとこの人に、ファースの良さを教えて、アドバイスできなかったのだろうと。

ファースの家では、もう一つ、他にないものが存在します。それは、ユーザー会というもので、ファース工法で新築、リフォームされたお客さんで、年数回に会合を開いているのだ。(会合の費用は、工務店負担)

ファーストクラスの会
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なんの会合かというと、酒飲みが大半ですが、ユーザーが営業マンになることがねらいです。他のハウスメーカーのように、押し売り絶対にありません。自分達が、実際に暮らし、その快適性をアピールし、少しでも、失敗のない家創りを広めていくのが目的です。
とは、いっても、大半のユーザーの方は営業なんて。していませんけどねー。ただ、知人が尋ねて家の中に入ると、快適性にはびっくりされるみたいですが。
他には、更なる節約方法を考えて、新しくユーザーになられた方へのアドバイス、アイデアを皆で共有するのが目的です。同じ、性能の家同士で、話はすごく簡単に進みます。
なので、アフターも完全です。何か問題箇所が発声したなら、社長はじめ、従業員が駆けつけてくれます。
他のハウスメーカーにも、このような会合があれば、すばらしいと思いますが、まず、ほとんどないはずです。(クレームなど、まとまってメーカーにクレームすることはあっても)

全国に、ファースの加盟工務店がたくさんあります。ネット検索すれば、いろいろな情報が出てくると思います。
一生涯で1度の買い物です。失敗したくなのは、誰も同じはず。

長い文章にお付き合い頂き、ありがとうございました。私は、けっして、住宅屋さんでなく、上手な文章ではありませんが、今から、住宅を購入される方、リフォームされる方へ少しでも、お役に立てれば幸いです。
住宅メーカーの方が、お読みになるとは思いませんが、失礼がありましたらお許しください。