アンガーマネージメントとか怒りの感情については
ほとんど勉強したことはないのだけれど...。
「怒り」は感情の中で
最も複雑で
最も根が深くて
最も負のエネルギーが大きくて
だからとても手ごわくて
手に負えないとさへ思えるような
そんな感情なのだろうと よく思う
「怒り」だけが単体で表出することって
ほとんどないというか
「怒り」の背後には別の感情がある
悲しみ、絶望感、不安などがトリガーになって
怒りが爆発する
私の場合は 不安や心配事があると
それが「怒り」という形で現れる
最近はそういうことが分かってきたけれど
随分前はわからなかった
「怒り」 の背後に隠れている本当の「感情」に
気づかずにいた
多分、不安や心配を知られたくなくて
それを隠すために「怒り」として表現してしまっていたのかも
「怒り」 はある意味で自己防衛なのかもしれない
あまり役にたたない自己防衛だけれど...。
スターウォーズのアナキンは
「怒り」 をコントロールできず
「怒り」 にコントロールされてしまった
怒りを持ち続けることは
怒りをさらに大きく成長させて
どんどん自分は辛くなる
本当に負の感情のループだ
今の世の中
不安、心配、悲しみ、絶望感などでいっぱいで
それらを直視するのが怖くて
怒っている人って案外多いように思う
ボディスキャンを続けていくと
自分の感情と身体の反応がだんだんわかってくる
自分を客観的に観れるようになってくる
だからといって 原因となっている問題を解決できるわけではないけれど
問題とちょっとでも距離を置けると ずいぶん楽になれる
多くの問題はいずれ
時間の経過とともに解決されていくことが多いしね
「怒り」 をテーマにしたこの映画
かなり重い内容だけれど 一見の価値あり

