「逃げるは恥だが役に立つ」って

 

ハンガリーのことわざで

「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」 

という意味なのだそう

 

日本では

一度決めたら 何があっても どんな困難に見舞われても やりぬく!

みたいな精神論が幅を利かせている

 

確かにそれも一理あるけれど

時には 「逃げる」 ことになってしまっても

計画を見直して やり直すことのほうが大切な場合もある

 

そして何よりも

個人の命が一番大切 だから

命を守るためには 逃げることは 必要な行為でもあると

 

我が家の Z 君は

善逸に勝るとも劣らない 怖がり

 

だから去年は ある意味 「逃げた」

 

大学生活もあと1年というところで

コロナ禍の社会になってしまった

 

Z の気質からして

頼れる人がいない京都であと1年 なんとか頑張って一人暮らしをする

それは

メンタルをやられること以外の何物でもないと自他ともにそう思った

 

だから休学という選択をしたのだけれど...。

 

その後の社会情勢などを見ながら

一旦、退学をして この4月から東京の大学に編入して3年からまたやり直すことに...

 

甘えている とか 甘い とか 

そんな言葉も聞こえてきそうだけれど

 

私たち家族は この選択でよかったと思っている

逃げ道を作って それが回り道になってしまったとしても

納得のいく人生を歩んでいくためには

それが今の時点での 一番の選択肢だったと思っている

 

この先、どう転ぶか分からないけれど

その時はその時

まだ起きていない未来を心配ばかりしても仕方がないから

 

今は 逃げて 自分を救って

回り道でも 前進していこう

 

明日は成人の日

今の状況は 決して明るいとは言えないけれど

一人一人が 逃げても 立ち止まってもいいから

自分のペースで

自分を見失うことなく

進んでいってほしいなーと思う

 

がんばれ若者たち❣

 

 


ルナッチはいつだって お兄ちゃんの味方だよ