日本で別れの季節といえば3月だが、インターの場合は6月だ。

6月で学年が終わり、長~い夏休み の後、9月から新学年が始まる。
一般的な学校と比べた場合、インターでは生徒の出入りが激しい。両親の転勤などで別の国へ移動したり、自分の国へ帰る子供が多いのだ。

そして今年もまた 息子っちにとって辛い6月だった。

去年の9月に転校してきて、3か月ほど前から急速に仲良くなった友だちが 急に帰国することになった。本当は4年間日本に滞在する予定だったのが、お父さんの会社の都合で1年で帰国することになったらしい。

せっかく仲良くなり、週末も一緒に遊べる友だちができたのに 世の中というのは 残酷だ

別れの時、送られる側よりも 見送る方が 辛いと思う。

去っていく者は これから別の地での新しい生活が待っている。別れは辛いが、一方で胸がワクワクする未来も待っているのだ。

それに比べ 見送る方は 新しい生活があるわけでもなく、これまでどおりの生活で、今までいた友だちがいなくなるという ポカン と穴があいたような気分を味わうのだ。寂しくて仕方がないのは当たり前だろう...


パパっちも ママっちも 普通に公立学校に行ってたから、若い時には そんな別れを経験することは ほとんどなかった。息子っちは インターに行っているというだけで、毎年のように 辛い別れを味わわないといけない。残酷だなと思う


でも、そんな気持ちに負けずに 前向きに進んでほしい。
9月になったら また新しい出会いがあるかもしれない。今はまだ 友だちに恵まれないとしても きっといつか 本当の心の友が見つかるだろう。

今の辛い経験は そんな友だちを見つけるための試練かもしれない。寂しい気持ち、哀しい気持ち を理解できる分、人を受け入れることのできる大きな人間に成長できると信じてる。


一人ぼっちで過ごす つまらない 長い夏休み。

がんばれ、息子っち  何もできないけど、心の中でエールを送ってるよ


写真か



朝のお散歩の楽しみ おやつタイム  
お兄ちゃん 頑張ってね、アタシも応援してるよ