「受け入れる」 という言葉を 最近また身近に感じているママっちだが、

この言葉は 決して 昨日や今日聞いたばかりの 新しい言葉ではない。
考えてみた。一体いつから 「受け入れる」 ということと向き合ってきたのだろうか。

恐らく 最初に この言葉と出会ったのは 木田恵子さんの著書 「子どもの心をどうひらくか」 だったと思う。木田さんは 自閉症の子や不登校の子を持つ親のための カウンセリングなどを積極的にされてきた方だと思う。

どういう経緯で この本を手にしたのかは 分からないが、まだ息子っちが小さくて いろいろ大変だった時期に ふと目に着いたのは間違いない。

そしてこの本を通して 親が自分の意見を押しつけることなく ありのままの子どもを ありのまま受け入れることが 何よりも大切なのだと 知らされた。

「受け入れる」 という言葉の意味を 初めて知らされた本だと言える。

理屈では うん、うん、と分かるのだが、それを実際に行動で示すのは大変だ。なかなかできない。

どうしても自分の価値観やら周りの目やらを気にしてしまい、ありのままの 息子っちを 自然に受け入れることができないでいた。

「受け入れよう、受け入れよう」  「受け入れないといけないんだ」 と思うほど 辛くなったり イライラしたり...  

今思えば あの頃は その時の悩みが まるで一生続くかのような そんな恐ろしさに襲われていた気がする。

理屈では 分かっていながら なかなか 実践できないまま時間が流れ、

また別の方を知るにいたった。

そして その方からも 「受け入れる」 ことの 大切さ 重要さを 教えられた。

ふと思った。実際にはお会いしていないけれど、でも 助けてもらっている。これも ある種のつながりなのかも知れない。

目に見えない つながり によって ママっちは ここまで 支えられてきたような気がする。