年齢を重ねるにつれて なんだか 友人の数が減ってきているような気がする 
学生時代の友だちも 遠く離れたり お互いに家族を持って 環境が変わったりして 以前のように親しい感じも薄れてきた。
ましてや 新しく 気の合う友人を見つけるなんて、この歳では至難の技だと思えてしまう。

そんな中でも、シカゴ時代の友人とは いまでも気の許せるよい関係が続いている。

毎年の年末年始の恒例の1つが シカゴから里帰りしてくる友人との再会だ。今年も 年末と年始の2回会い、お酒と食事、そしてお喋りを楽しんだ。

いまではすっかり古き良き時代となってしまったシカゴの思い出。
ときどきだけど ガールズナイト と称して 今で言う女子会を開いた。それぞれが料理や飲み物を持ち寄り、夜更けまで女だけで ワイワイ ガヤガヤ と楽しく宴会したなぁ

日本に戻り、知り合いやママ友は それなりに たくさんいるけれど、どうしても一線を越えられないというか、越えてはいけない一線があるような気がしてしまう。そんな気遣いがいらないのが シカゴ時代の友だちだ。

我が家のように日本に戻ってきた者もあれば、北米の別の街に移った者もいる。今でもシカゴに残っているのは彼女一人だけとなった。地理的にはとっても離れているけれど、心の距離はまだまだ近い気がする。

今年の夏は 1年ぶりに家族3人でトロントに里帰りする予定だと話したら、彼女は開口一番「じゃ、私もトロントに遊びに行くね」 と言ってくれた。前回もシカゴ、ボストンからナイアガラに友だちが集まり、楽しかったなぁ。今回もまた 遠い地で 遠く離れた友だちに再開できそうだ。

離れていても 気の許せる友だちがいる。そう考えるだけで あったかい 気持ちになれる。
やっぱり 人は一人では生きていけないのだ。

感謝、感謝


ともだち


アタシは近所にたくさん 友だちがいるよ