我が家にルナッチが来てから、私の人生は「傷だらけの人生」になった

ルナッチがうちの子になったのは生後50日過ぎからだ。ブリーダーさんのところから車で1時間ほど、車酔いすることもなく、平然とした顔で「はい、ただいま 」という感じで我が家にきた。大物だ。

6か月になるころまでは、とにかくお転婆がすぎて、「遊ぼ  遊ぼ 」と元気、元気。甘噛みもハンパじゃなかった  ママの腕や足はいつもミミズバレ状態。こちらが怒っても知ったこっちゃない 子犬の歯がすべて抜けて成犬の歯になったころ、甘噛みもなくなった。今でも、あの忌々しい子犬の犬歯は大事に取ってある。

去年の夏は大変だった。近くの公園でお友達犬がコンクリートのお山の上にいるのを見つけたルナッチ 「おはよー 」と自分も山の上に駆け上がる(もちろん私も駆け上がる)。が、そのとたんルナッチが見たものは、愛しのロジャー 「あ~、ロジャー  遅かったじゃないのよ 」と今度は全速力で山を下りたのだ

すぐにリードを離せばいいのに、しっかりと握りしめ、自分も一緒にかけ下りようとしたママだったが、やはり無理だった  コンクリートの山の上からヘッドスライディングで転げ落ちた

痛いって、言葉にできないくらい痛かった  両腕、両足、そして腰の部分に擦り傷
長ズボンはいてたのに、膝のところに大きな穴があいて、すごい傷だった。
しかし不幸中の幸いというのか、毎朝ミルクを欠かさず飲んでいるから骨が強いのか、擦り傷だけで骨はまったくもって大丈夫だった  下手すれば膝のお皿を割りかねないような転び方だったのに、よっしゃ、スゴイゾ  と我ながら感心した。

でも擦り傷は痛い。いろいろ調べてすごくいいものを発見した。
何を隠そう BAND-AID の "キズパワーパッド" だ。ちょっとお高いけれど、これ擦り傷には最高  別に私は Johnson & Johnson の回し者ではないけど、これすごくお勧め。いいものを開発してくれて、ありがとー  の私だった。

今年もすでに一回転び、キズパワーパッドのお世話になっている。夫や息子は、いつも傷の絶えない私を白い目で見てるけど、仕方ないよね。だって、転んじゃうんだもん。

 

寝技

 
ルナッチとロジャーの遊びは、遊びと言うより格闘技。初めて見る人はびっくりするらしい