台風15号の影響などで天候が心配でしたが、幸いに出掛けた時も現地でも曇り空で傘なしで歩けたので良かったです!

昼食の醤油ラーメン(麺大盛)♪
開催場所は都営大江戸線「牛込神楽坂」下車でA1出口から0分という近さだったので楽でしたが、時間に余裕を持って行ったので久し振りに神楽坂を散歩して、昼飯はラーメン店で「醤油ラーメン」の大盛を食べました~豚骨系が一押しのお店でしたが、私はラーメン店ではまず最初は醤油味のラーメンを食べるのです・・・美味しかったです、特に焼き焦げのついたチャーシューは旨かったな~ッ♬

新宿区牛込箪笥区民ホール
14時開演で、第1部の最初に「漱石作品の暗唱」で令和4年榎町地区「夏目漱石」暗唱コンクール表彰児童による暗唱で小学5,6年生の女の子による「坊ちゃん」と「吾輩は猫である」を聴きましたが、2人ともはっきりした声で抑揚もしっかりした発声で、とても上手でしたッ♪
第1部のトリは「漱石を開く「と題した対談で、早稲田大学教授の石原千秋氏と東京大学名誉教授の小森洋一氏の対談でしたが、これは漱石の小説の読み解き方を楽しく語られていて勉強になりました♪

ほんの一部ですが、「三四郎」で三四郎が美禰子を初めて見る東大本郷キャンパスの三四郎池のシーンでの解説などは、確かに東大本郷キャンパス内を知らないとその描写の面白さが分からないことなどetc・・・これは「三四郎」発行当時の読者層がその東大を出たエリートと都市部の中流エリート層で構成されていたことなど対談は色々な場面を様々な角度から読み解いていて、これはとても勉強になりましたッ♪
*尚、三四郎池の正式名は育徳園心字池だが、小説の影響で三四郎池と通称されるようになったそうです。

第2部は文学座俳優による「夏目漱石・オムニバス朗読劇」でしたが、これはもう素晴らしい朗読で、流石は文学座の俳優だと思いました♪
「吾輩は猫である」・「坊ちゃん」・「草枕」・「三四郎」に「こころ」でしたが、「こころ」の朗読劇は圧巻でしたね~やはりプロの俳優さんの朗読は凄いッ♪

曇天でしたが、秋分の日に出掛けて来てよかったと思いました・・・新宿区文化産業部 文化観光課 K様ありがとうございました♪
これからの秋の夜長は久し振りに夏目漱石先生の作品を読み返そうと決意しましたッ(^^♪
秋の夜長は、読書をしたい気分なりッ!