神楽坂&『気まぐれ本格派』の思い出(^^♪ | しのぶのブログ

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主に趣味に関したことと日々の出来事を時々書いています。萬収集家しのぶのブログです。

9月16日に花れんさんのライヴで神楽坂へ行って来たのですが、せっかくなので親父は『気まぐれ本格派』のロケ地を40年振りに再訪して来ました♪

いまから40年前の1977年(77~78年)に日本テレビから石立鉄男さん主演のホームコメディで、神楽坂を舞台にした『気まぐれ本格派』が放映されました!

当時、石立鉄男さん主演のホームコメディの人気は絶大で、『気になる嫁さん』(1971年)・『パパと呼ばないで』(1972年)・『雑居時代』(1972年)など、親父のオフクロが大の石立鉄男さんファンだったので、ユニオン映画製作の一連のホームコメディは全て見ていたのであります♬


気まぐれ本格派7


そうして親父にとっては、いまではラドンナ原宿でのライヴで実際にお会いしている女優の山口いづみさんのファンになったキッカケが『雑居時代』であり、決定打が『気まぐれ本格派』なのでした・・・もう40年前ですから『気まぐれ本格派』のときは今年還暦になった親父も20歳のアンちゃんでした~(笑)

気まぐれ本格派8

『雑居時代』の栗山冬子役のいづみさんは、美しいけどまだ幼い感じが残る女子大生役でしたが、この『気まぐれ本格派』の八木沢楓役では、美しさも増して、すっかり大人の女性の色気全開で、そのヘアスタイルからファッションセンスまで当時の若手女優の中では一番都会的で洗練されていたといまでも思っています・・・北海道生まれの設定でしたが♪


気まぐれ本格派13


神楽坂29

とにかく当時20歳の親父は、この『気まぐれ本格派』のいづみさんに最高に惚れちゃいまして・・・毎週オフクロと妹と弟の4人でTV見てましたが、家族はただゲラゲラ笑って見てましたが、親父はいづみさんの登場シーンに一人ウットリしていたのをいまでも鮮明に思い出します(^^♪

気まぐれ本格派14

神楽坂30

『気まぐれ本格派』は神楽坂に実際にお店が存在した貸衣装店が舞台でしたが、ドラマ上の清水貸衣装店のおかみさん役には三ツ矢歌子さんが出演していましたが、この女優さんも実に美しくて優しい感じが素敵で、昼メロなどにも多数出演しましたが、2004年に67歳で他界していたのですね・・・淋しいです!

気まぐれ本格派18

気まぐれ本格派15

下の写真はドラマ内の貸衣装店の1シーンですが、現在は同じ場所にモスバーガーがありました!

気まぐれ本格派20

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これは毘沙門天・善國寺ですが、ドラマ時代にはワリと質素な感じでしたが、現在はかなり派手な佇まいで驚きました・・40年前に来たときは、確か寄らないで素通りした神社です(笑)

気まぐれ本格派3


この毘沙門天・善國寺のシーンは石立鉄男さん演じる清水一貫の弟である小太郎演じる秋野太作さんです・・・オフクロの一番好きな俳優さんでした!

気まぐれ本格派12



気まぐれ本格派6

ドラマの中で山口いづみさん演じる楓ちゃんがバイトで占いをやる和菓子屋さん【五十鈴】に秋野太作さんが立つシーンですが、この和菓子屋さんは40年前にも訪れていますが、いまでもほとんど変わずに営業していたのは驚きでした・・・店内に入りましたが、当時あった喫茶コーナーは無くなっていましたが、店員さんへお話ししたら、『気まぐれ本格派』のドラマ撮影で使用したことは知っていました。


気まぐれ本格派2

もちろん40年前からいる店員さんではありませんでしたが、親父が山口いづみさんのファンで40年前にもお店を訪れていることを話したら、大変喜んでくれて「出掛けている社長さんが居れば喜びましたよッ!」と言っていました・・・記念に神楽坂どら焼きを買いました♬

神楽坂27

山口いづみさん扮する楓ちゃんの占いの看板です・・・「愛情透視 シースルーラヴ」と書いてありますねッ思い出した!

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ドラマの中では、TVのお天気キャスターで出演していた水沢アキさん(写真中央の女性)と楓ちゃんと小太郎と五十鈴の娘が経営するアイスクリーム&若者向けの貸衣装店"ピット”のシーンですが、この店は概ねセット撮影だったと思います・・・ただアイスクリーム店はサーティワンなので、店舗は実際に有ったのかもしれません。


気まぐれ本格派16

神社の神主の若杉さん役の花沢徳江さんと犬猫病院の山本先生役の中条静夫さんのコンビもいい味出してました・・・この神社とは赤城神社のことで、犬猫病院病院も実際に存在していたようです。

神楽坂3

赤城神社ですが、撮影当時の風景は今回行って来た入口の鳥居だけが昔のままで、中はカフェまである近代的な神社に変貌していたので、行きませんでした。

気まぐれ本格派19

今回DVDボックスを購入して、全編を見直しましたが、ドラマの前半で小太郎が乗っている車は117クーペだったんですね~この車は当時女性の間で人気が高かったですが、親父には高値の花で買えませんでした(泣)

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上の車は神社の出来の悪い息子、若杉道夫役の森川正太さんが乗っていたポルシェです・・・気づいたんだけど、このポルシェはドアミラーですが、当時の国産車はドラマ中の117クーペも含めてフェンダーミラーでしたね~親父はフェンダーミラー好きでした!


神楽坂30

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『気まぐれ本格派』が放映された昭和52年という年は、日本赤軍による日航機ハイジャック事件が起きたり、王貞治選手の世界新記録の756号ホームランがあったり、ピンクレディーの歌が大ヒットして、まだ8トラでしたがカラオケブームに松竹映画『八つ墓村』のCMで「たたりじゃ~!」が流行った年でした!

親父の家では、当時病弱だった弟が県内や都内の病院に入退院していた頃で、オフクロは弟の病院通いで苦労していた時期だったので、毎週放送される石立鉄男さんのテレビドラマを見て家族で大笑いするのがストレス発散だったのだと思います。



気まぐれ本格派24

今回花れんさんのライヴで神楽坂へ来て、イロイロとあの頃を思い出しました・・・石立鉄男さんを始め出演者の多く方が他界されていますし、親父のオフクロもすでに亡くなっています。

DVDで見ていると本当に10年前位の感じなんですが、やはり40年経ったと思うと感慨深いものがありますね~(涙)


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神楽坂31

いま山口いづみさんとライヴなどでお会いしていると、あの頃のオフクロが知ったら驚いて喜んで腰抜かしただろうな~(^^♪