この冬最強の寒波が来ているとかで、各地で大雪による被害が出ていますが皆さんのお住いの地域は大丈夫でしょうか?
親父の住んでいる地域は雪は降りませんでしたが、とにかく寒くて猫は炬燵で状態であります・・・こういう寒い日は自宅で読書や映画を観るに限ります♬
そんな寒いこの1月は、かのシャーロック・ホームズの生誕130周年記念だとCS放送のAXN
ミステリーチャンネルでホームズ作品の特集をやっておりました。
親父はシャーロキアンという程の熱狂的なホームズファンではないのですが、下の偕成社版の「名探偵ホームズ全集」(S46刊)を中学生の時に、図書室で借りて読んだのがキッカケでホームズファンになりました・・・もう45年前だから大昔です(笑)
シャーロック・ホームズは英国のアーサー・コナン・ドイルが書いた探偵小説の古典ですが、今年が生誕130周年とは知りませんでした。
ホームズ映画は今までに多数制作されていて、沢山の俳優さんがこの名探偵を演じてきましたが、私は1980年代に英国グラナダTV制作の「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズが好きです・・・ホームズ演じるジェレミー・ブレット(声:露口茂)が一番のお気に入りです。
その中でも一番好きなのが「バスカビル家の犬」でこれは、ドイルの原作では4つの長編と56の短編の中でも一番人気の高い作品です。
この「バスカビル家の犬」は数年前にもブログネタにしているので、今回は詳しく書きませんが、昔NHKで放送した時に物語の冒頭(小説では)に出てくるホームズとワトスンの推理問答のシーンが全てカットされていたのが大いに不満だったのですが、今回の放送ではそのシーンが吹替完全版で放映されておりました(嬉)
そうしたらAmazonでストランド・マガジン版の「バスカビル家の犬」が発刊されていることを発見しました・・・これは装丁を当時のまま再現したモノで、嬉しいことにシドニー・パジェットの挿絵まで出ていますが、本文は翻訳なのであります。
前述の偕成社版の「名探偵ホームズ全集」はもちろん日本人の挿絵画家にようモノで、親父には懐かしい挿絵ですが、やはりシドニー・パジェットの挿絵はシャーロック・ホームズのイメージを全世界の読者に印象付けた名画であります。
特にホームズのスタイルとして描かれた、鹿撃ち帽とインヴァネス・コートの有名な姿はパジェットが考案したもので、ドイルの作品には描かれていないそうです。
それでもパジェットの挿絵は魅力的で、見ているだけでそのシーンの場面を想像できて素晴らしく、親父は大好きです♬
なので、今回はその中から2シーン選んで鉛筆画で模写してみました・・・いや難しかったので、あまりよく出来ませんでしたが、これはまた描いてみたいと思いました。
上手く描けませんでした!
自宅の2階から見える西側の風景もそれなりに家屋が建って来ましたが、45年前はすっかり畑と森で・・・暗くなると「バスカビル家の犬」の舞台であるダートムアの様な感じで、
読んでいる場面と何となくリンクしてワクワクしたものです(笑)
寒い冬の晩は19世紀が舞台のホームズの探偵小説が心地よいのであります(^^♪