本好きな私にとって、先月27日に創刊された「GUN Professionals VOL.1」は待ちに待っていた月刊誌でありました。
昨年の11月号で休刊となった「月刊GUN」誌をそのまま引き継ぐカタチで創刊された「GUN Professionals」でありますが・・・出版社の事情は詳しくないので分かりませんが、他の出版社が刊行していた雑誌を言わばライバル誌の出版社が、その内容をほとんど踏襲して出版するというのはとても稀なことなんだと思います。
しかし何はともあれ1962年に創刊された「月刊GUN」誌の正統なる後継誌として、新たに出版されたことは大変嬉しく思います・・・私自身は1972年頃から愛読していた「月刊GUN」誌が休刊したことは、これも同年の創刊号から購読していた映画雑誌「ロードショー」誌の廃刊(2009年 1月号)以上に落胆したものです。
ですので、今回の「GUN Professionals」誌の創刊は実に喜ばしいことであります・・・このところパッとしたことがなかったので、雑誌が創刊されただけだけど本当に嬉しい!
創刊号の「目次」を眺めれば、「月刊GUN」誌でお馴染みのレポーターさんたちが勢揃いしております・・・ターク氏にトシ氏、ウッディ小林氏、くろがね ゆう氏etc・・・ほんの僅かな間でしたが懐かしい!
そんな中にスラッグ弾射撃などでお世話になっている「射人会」のダイスケさんのお名前があるじゃないですか~!!
「音楽家ときどき猟師」ブログのダイスケさんであります。いや~素晴らしいことであります。
しかも創刊号からいきなり2つのレポート記事の連載を始めたようです。
「ビンテージダブルガン」というタイトルでありますが、これはこのタイトルで毎回ビンテージな二連銃を紹介してくれるという事でしょうか?・・・これはダイスケさん自身が好きな水平二連銃だけでなく、歴史に残る二連銃の逸品を掘り起こすということであれば、読者としては毎回楽しみではありますが、ネタ探しが大変なんじゃないかと・・・余計な心配をしてしまいます。
ダイスケさんのもう一つの連載記事は「真・空気銃入門」であります・・・これは「月刊GUN」誌に長いこと連載されていた「空気銃入門」のダイスケさん版でありますね。
「月刊GUN」誌時代の「空気銃入門」は最初の頃は空気銃の所持に関する紹介記事からスタートして、段々と狩猟への誘いとして続いていたと記憶しています。
今回のダイスケさんの「真・空気銃入門」は主に狩猟がメインになると思いますが、ダイスケさんお得意のジビエ料理の紹介なども載せて頂きたいと思います。
ダイスケさんの記事はブログでもそうですが、探究心旺盛なダイスケさん独特な視点で書かれていて読んでいて楽しいのであります・・・これも毎号楽しみにしております!
「月刊GUN」誌の連載物の中でも好きだったのが、くろがね ゆう氏の「ケレイドスコープ」が「カレイドスコープ・エッセイ」として再開されておりました・・・出だしのイラストがそのままなのも「月刊GUN」誌をそのまま引き継いでいるという証のようで私は好きです。
「月刊GUN」誌の連載でも特に好きだったのが「モデルガン銘鑑」ですが、これも「ヴィンテージ・モデルガン・コレクション」として残りました・・・実銃を所持するようになっても、トイガンであるモデルガンが好きな私には嬉しい記事なのです・・・これもくろがね ゆう氏の連載です。
編集人として登場されている「月刊GUN」誌ではヨーロッパ支局として活躍されていた床井氏と「ファン・シューティング」誌のレポート記事を書いておられて、「射人会」での射撃会でもお会いした真丘(松尾)氏には、これからも実銃とトイガンの魅力を紹介して頂きたいと思います。
いろいろと困難なことをクリアされての「GUN Professionals VOL.1」創刊だとご推察いたします・・・私も一読者として陰ながら応援したいと思います。先ずは「GUN Professionals VOL.1」創刊号の刊行おめでとう御座いました!
付属の「定期購読」使いませんでしたが、地元で長くお付き合いしている本屋さんから毎号もれなく買います(笑)