東北・関東大地震での罹災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
11日金曜日の地震がこんなにも大きな災害になるとは思いませんでした・・・あの時私は会社のビル
の4階にいたのですが、グラッと来た瞬間「これは大きいな!」と思ったものの、まだそれ程の地震と
は思っていませんでした。
しかし、それから1~2分後に「ゴッゴッゴッゴッ!」と地鳴りのような音と共に来た揺れは、生まれて初めて地震
で感じた恐怖でした・・・自分の居るビルが倒壊するとは思いませんでしたが、何時もとは違う地震だとは直感的に感じました。女性社員が「怖い~!」と言いながら机の下へ避難しているのを見ながら、私の怖くて逃げ出したい気持ちでしたが、自分の机の端を握って突っ立っておりました。
大きい揺れが終わり、会社のTVを点けて臨時ニュースを見て初めていまの地震の規模が分かって来ました。
自分が今いる場所も、自宅も震源地とはまったく離れたところですがそれでもあの揺れですから。
今度は家族と自宅が心配になって来ました。
早速、携帯でカミさんへ掛けると直ぐ出ました・・・カミさんはこの日、会社の研修で都内にいるのでした。
とりあえずカミさんの居る場所は別に被害もなく、自分も無事で有る事を確認して切りました。
次は本日期末試験の最終日で、既に自宅へ戻っているハズの娘へ連絡です・・・ところがこの頃から携帯電話
のつながりが悪くななり、何度掛けてもダメです・・・メールもダメ、これは連絡つくまで掛け続けるしかないよう
です。
TVの臨時ニュースにより、JRを始め交通機関がマヒしていることを知りました・・・こりゃカミさん帰れないな?
16時40分頃に会社からの指示で、徒歩、自転車、マイカーで帰宅可能な社員及び派遣社員は帰宅するよ
うにとのことです。
この時、弟から無事確認の連絡が入りました。「アニキはマイカー通勤だよね・・・彼方此方の大きな道路の
信号機が停電して止ってるよ!」・・・こりゃ早目に帰らないとイカンな!
電車通勤の方々には申し訳ないけれど、自宅もだけれど娘のことが心配なので徒歩、自転車組と一緒に帰宅
することにしました。
カミさんには携帯はつながりませんでしたが、メールは飛びました。JRの復旧はかなり時間が掛かりそうだから
同行の皆と飲食店に入り待機するとのことです・・・大丈夫かいな!?
その後、マイカーでの帰宅は2時間掛けて(何時もは1時間)帰宅しました・・・途中で娘からメールが入りまして
「地震の時は学校にいたの。これから帰る!」との連絡にとりあえずホッとしたのでした!
娘から「夕飯のモノ何か買って来てよ~。母さん無理だから!」とリクエストが入りました。
それではとコンビニへ寄ったのですが、最初のコンビニではあらまし必要な商品を買えたのですが、不足分を
買おうと寄った2件目のコンビニ(最初の店から30分後)には、カップ麺やお菓子類はありましたが、おにぎりや調理パン、お弁当、惣菜などはすっかり売り切れておりました・・・こりゃ近所のスーパーも今頃は!?
ようやく自宅に着くと、娘が玄関へ出て来て「ウチの1階は大丈夫みたい・・・でも2階はけっこうモノ落ちてる!」
早速入って確認すると・・・成る程1階はリビングの飾り棚の人形なんかが落ちただけですんだようです・・・しか
し2階へ上がったらありゃま~!!
完全に壊れたVHSレコーダーです。
結局、カミさんは終日JRが復旧しないことが判明したので・・・帰宅難民となったのですが、会社の上司のお宅が都内にあるという事で、そこに泊めてもらうこととなりました・・・車で迎えに行くことも考えましたが、一先ず安心したのでした。
カミさんは12日の昼頃に一応回復したJRで帰って来たので、途中まで迎えに行きました。
そんなワケで我が家は大した被害も出ないで済みました。
しかし今回の地震で津波の恐ろしさを知りました。スマトラ沖地震での津波の映像で、多少は理解していましたが、まさかこれ程の被害をもたらす・・・しかも広範囲な津波が日本に起きるとは思いませんでした。
まだ余震が続いていますし心配ですが、早くいろいろな事が復旧することを祈ります。
こんな時に人を不安にさせるチェーン・メールが出ています。娘の携帯に届きました。内容は下記です。
「できるだけ多くの人に回して下さい<略>・・・工場勤務の方から情報。<略>コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などといっしょに・・・<略>」というような内容です。
昨夜、枝野官房長官も言っていましたが、かつて無いほどの大地震の被害で多くの方が苦しんでいます。そんな時にこんな悪戯メールを出す人もいます。
どうかこんなメールになど惑わされないで、一日でも早い復旧が出来るように私たちも出来る事をしましょう!!