私が会員になっている「JFK CLUB JAPAN」の「第8回国内オフ会」に参加するために、十数年振りに横浜へ行って来ました。
このJFK CLUB JAPANというのは、静岡県三島市在住の前田さんが管理者である、ケネディ大統領に関するホームページから発足した、アメリカ第35代大統領ジョン・F・ケネディが好きな人が集まって、彼の人となりを調べたり、20世紀最大の謎の一つといわれるケネディ暗殺事件を研究している・・・ま~平たく言えば超オタクなクラブであります。
超オタクとはいえ、会員は全部で3000人ほどおりますが、実際にオフ会等に参加して活動しているのは・・・これはどんなジャンルの集まりでも一緒のようですが20人以下です(笑)
しかしの会員中には著名な方もおりまして、写真の方は城西国際大学の教授でアメリカ政治学者であり、ケネディ関係の著作や訳書を多数出しておられる土田宏先生です。
何といっても土田先生は我々のクラブの大先生であり、アイドル的存在です・・・しかもこの先生はちっとも偉ぶらないし、本人は殆ど飲まないのにオフ会後の懇親会や、時々都心在住のメンバーが開催する飲み会にも顔を出して呉れます。
講義中の土田先生
毎回のオフ会では土田先生がケネディ暗殺事件に関する講義をして呉れるのですが、今回は暗殺から少し離れて、ケネディが暗殺数ヶ月前に行ったアメリカン大学卒業式での有名な演説「平和の戦略」の解説でした。
原文(英語)と翻訳文を提供して頂いての講義でしたので、アメリカへ行っても買い物と食事の注文程度の英語力しかない私にも十分理解出来たし、大いに感激した時間でした・・・やはり好きな分野は勉強であっても楽しいものですな~!
このオフ会の最後に来年の話が出まして・・・次回は管理者の前田さんと土田先生の講義の前に前座として、一般会員からも何か発表しようということになりまして、実は言いだしっぺは私なので自動的に来年の発表者に決まってしまいました(汗)
そこで、私は本日持参したライフル銃のダミーカートリッジ(銃砲店のSさん作成)を提示しまして、お題目はケネディ暗殺でオズワルドが使用したといわれる、マンリッカ・カルカーノ銃についての考察を発表しますとほざいてしましました・・・実はこの発言は計画的だったんですが(笑)
持参したライフル弾のダミー・カートリッジ
ケネディ暗殺事件で使用されたとされているマンリカ・カルカーノ(下)。WWⅡでイタリア軍が使用していた銃で大変性能が悪いライフルと評判だったモノです。
マンリカ・カルカーノ
実は暗殺後に暗殺現場とされる「教科書倉庫」で見つかるこのライフルと一緒に空の薬莢が3個見つかります。
そして、ケネディと一緒に銃撃を受けたテキサス州のコナリー知事がパークランド病院へ搬送された時に知事のストレッチャーの上で見つかるのが写真の弾丸です。
この銃弾がカルカーノ銃から発射されたものであり、したがってオズワルドが撃った証拠としてウォーレン委員会で採用された有名な証拠物件なんですが・・・
魔法の銃弾「証拠物件399号」
この弾丸はケネディの首の後ろから入り、喉仏から出て、次に前に座っていたコナリー知事の右肩に当たり、知事の身体を突き抜けて、右胸の下から出て、右の手首を突き抜けて、最後に左の腿に当たったとされる弾なのです。どうです信じられないでしょ~、ありえないでしょ~!
弾丸の証拠物件は他にもありまして、下の写真は証拠物件567と569です。
これは事件発生から10時間程後の大統領専用車から発見されたとされるモノですが、明らかに399とは違うでしょ!
証拠物件567と569
自分もクレー射撃を始めて、今年からスラッグ弾射撃を始めたワケですが、実際に自分が経験した射撃で生じた疑問などから、自分なりにこの弾丸についての考察を・・・来年発表しようと考えているワケなんですが!?
さて、勉強会後は横浜ですから中華街へ繰り出しまして飲み会で御座いました。
お店は当然中国料理オンパレードでしたが、ケネディ談義から映画の話し、昭和プロレスの話しなどイロイロと盛り上がりまして、食べ物の写真がありません。
飲茶・点心・お饅頭や豚さんの耳など沢山出て美味しかったです。
普段は晩酌で日本酒の熱燗を飲むのですが、この時飲んだドラゴン・ハイボールは飲み易くて美味かったですね~。これは紹興酒の炭酸割りなんですが、紹興酒独特な味が炭酸と合っていて・・・5杯飲みました(酔)
中華街も久し振り!
ドラゴン・ハイボール・・・紹興酒の炭酸割り
お土産に買った唐辛子の魔除けのストラップ
このストラップは栗を売っているところで一緒に売られていましたが、メイン通りでは1個100円だったのに、路地に入ったら1個50円でした・・・100円のを5個買った後で、50円のを10個買っちまいました(爆)