久しぶりに国指定史跡菜畑遺跡を訪れた。
発掘時と末廬館が建てられてからの二度に次ぐ4回目であるが、3回目からの時間が長かった。周辺環境の変化の影響も大きく、初期水田（国史跡の指定理由）の面影ははたしてどこにいったのでしょう。
館の前を廣い自動車道路が通ったのが響いたのか、水田背後の開発が進み、古代水田の後景は現代住宅。古代水田とは言うモノの、芝生が目立つなにやらガーデン風。
どう想像力を働かせれば、出現期の水田と当時の人の営みに肉薄できるのかな。
奇麗ではありますが、違うでしょう。
出土品の整理と管理は完璧でした。