瀬戸内海考古学研究会、公開大会発表要旨予告② | しもちゃんのブログ

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二回目は第2部伊予・市場南組窯と初期須恵器研究(14:10~15:10)で、以下の論者が発表します。

   

   三吉秀充(愛媛大学)「伊豫市市場南組窯で生産された初期須恵器を巡る諸問題」

   

   定森秀夫(滋賀県立大学)「市場南組窯と初期須恵器研究の現状」



基調発表の三吉氏の発表要旨を以下に記します。


要旨:

松山平野南部に所在する市場南組窯跡は、初期須恵器の窯跡の一つであるが、陶邑窯とは異なる非


陶村系須恵器を生産するなど初期須恵器窯跡のなかでも特異な窯跡として位置づけられている。この


市場南組窯跡で生産された須恵器には、工人の系譜や時間的位置づけなど数多くの問題が残されて


いるが、発表では操業期間について取り上げ、これまでの初期須恵器研究史における理解とその問題


点を指摘する。