文化庁が進める文化的景観事業に松野町が本年度から取り組み、その調査が本格化した。
松野町は対象地区として石垣棚田でファンはよく知るところの「奥内の棚田」と「史跡河後森城址(仮称)の周辺」の二箇所を挙げている。
棚田の方はすでに地元に棚田保存会も作られ、コンセプト、コンテインも明確なので、この方を優先して調査にとりかかるようになった。
調査指導委員会が設けられており、調査は土地利用史、農業土木、考古資料、建築資料、自然環境などが対象となるが、石像物、民俗なども視野に入れたものである。
愛媛県内では宇和島市の「遊子水荷浦の段畑」がすでに選定されているが、順調に進めば、県内第二例目となる。
委員会には委員の他、文化庁、愛媛県教育委員会文化財保護課からもオブザーバー参加があったが、文化財保護課の女性担当者はえらくアグレッシブで、この課題への食いつきが素晴らしく、懇親会での貢献も高かった。
閑話休題
きさい屋広場で買った釣り甘鯛、30cm級が1本、なんと300円。これを酒蒸しにし、取り合わせは松野の純米酒野武士でした。写真は無し。