ドラマいろいろ | 北東西南

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shimaのアイドル・芸能ブログです。

リーガルハイ面白かった~。
今日はヒットだったな。脚本がよく練られてた。

リーガルハイは言うてもやっぱ古見門先生が素晴らしいけど、脚本もいいよね。
時事ネタ(けっこうヤバメのやつ)を上手に取り上げ、常識的な解決を選ばず、考える余韻を残しつつ信頼性があるという、非常に良質な脚本です。素晴らしい!

今日のは特によかった。まああの服部さんがお父様のプレゼントだというのはいらなかったかな、
と思うけど(今回じゃなくて、別の回にネタバレのほうがよかったのでは?)
まあそこはバランスの問題で、テレビドラマなんてある程度つまびらかにされてないといけないのよね。
特にゴールデンはね♫

今クール、鍵のおかげで、ドラマいろいろ見てます。
リーガルハイ、クレオパトラの女たち、もう一度君に、プロポーズ、コドモ警察。
あ、あとホームズも見てますよ(いつも数え忘れるけど)

鍵以外では、ホームズ以外の(ごめん相葉ちゃん)4作品が面白いです。
特にコドモ警察がヤバい。コドモ刑事のキャラがみんな可愛い。みんな好きだ。
エナメルさんは今からでもジャニーズに入らないかなあ。あの子めっちゃ可愛い(スマートさんも歓迎)

んで鍵ですが、昨日は私、会社の急な飲み会があって、はじめてリアルタイム視聴できませんでした。帰ってきてすぐ見ましたが、正直。。。寝てしまいました(飲んでたしね)
昨日は原作が薄い(頁数がね)ですしね、ああやって飛び道具(芹沢)で遊ばないと尺が足らないんでしょうね、わかりますけど、やっぱり私は榎本さんが活躍してくださらないとつまんないわ。

鍵は、ガッツリ固定客つかんでますよね。この作品の「ファン」が、しかも濃いめのがついてます。
視聴率は初回こそ高かったものの、15%前後の推移。
裏が強くても弱くても、話の内容が濃くても薄くても、この固定はもう離れないんじゃないでしょうか。
たまにこういう熱いファンがつくドラマがありますよね。

■視聴率はそこそこもしくはあまり良くない
■深夜ドラマに多い
■主人公の存在感薄め、逆に裏方の存在感が濃いめ
■社会現象までにはならない
■DVDバカ売れを経てSP、映画化

っていうイメージがありますが。

今回の鍵もガッツリこの部類だと思うんですよね。
で、革新的だと思うのは

■枠が月9
■Pが新人(Pとしては)(主役、Dも含め月9初登板多し)
■主役がジャニーズ
■原作が滋味

ってことなんですよね。
ちなみに■主役がジャニーズっていうのは、月9の主役がジャニーズってことじゃないですよ、こういうソリッドなドラマにジャニーズが主役で起用されるのが意外ってことです。

今回のPの小原さんっていう人は、よっぽどデキる人なんだと思います。
このかたは今回がPとしての初の作品だそうです。
この原作を探してきて、企画を練って上に出して、いざ自分で撮るぞ(ご自身もDで撮る人)と思ったら、まさかの月9&Pでの起用だったと。
本当は自分で撮りたかった、だけど作品としての成功を優先させたいとPを引き受けたとどこかのインタビューで読みました。

お見事です。本当に面白い。

妙味の効いたキャスティング、素晴らしい音楽、水戸黄門的お約束の設定、CGや模型などオタクを引っ張る仕掛け。。。
小原Pの、この企画に対しての情熱をひしひしと感じます。

小原さん、いろんなところでいろんな発言してますけど、この人、榎本さんの謎なんて、一切解明させない気がしてますよ。
ひっぱってひっぱって、素顔ーみせなーいままえーすけーだと思いますよ。
なんか今回みたいな榎青の絡みでこっちがきゃーきゃ言ってんのをにやにやしながら楽しんでるPの姿が目に浮かぶんですよね。

この人、絶対凄いオタクだと思うなあ。計算できてるもん。
んで、テレビドラマを知り尽くしてる。本人はDに戻りたそうだけど、どっちかというとこっちに才能があるような気がする。ていうか、今回こんな冒険作で結果残しちゃったら戻れないんじゃないかな。

最後の硝子のハンマーで、上手に榎本さんの過去を絡ませられたりできれば神ドラマで終わるんですけどね。大野二役で最後しめてくれないかなあ。それが出来たらすごいなあ。

今回の作品は、大野さんも「素材のひとつ」として作品に向き合っていて、それがとても新鮮で面白いです。
「魔王」も「歌のおにいさん」も「怪物くん」も素敵なチームだったけど、この「鍵」はまたちょっと違って、大野さんの職人っぷりが発揮されてる気がする。
※「本人は撮影しながら寝そう」ならしいけど。

「榎本径」が輝きすぎてないっていうか、どーん、主役!!って感じじゃないのがたまらん。
今回みたいに全然目立たん回もあるし。

「榎本径」は視聴者を引っ張る素晴らしい主役だけど、他もろもろも負けずに存在感があるっていうね。一流の仕事が集まってる感?そこでやっぱ鋭く光る大野智的な?

前にも書いたけど、私が嵐のことを好きな理由のひとつに「サラリーマン的」っていうのがあって、「自分の分をまもる」っていう感じ?自意識に飲まれず、自分の仕事をまじめに全うする感じが凄い好きなの。そこが他のタレントと一線を画すところで、特に大野さんからそれをイチバン感じるんです。

大野さんは、「自分の分」を量ってぴったりそのサイズの仕事をしてくんのよ!
そこに自意識の影が見当たらない!そこが超好き(唯一の例外はソロで、それはそれでもちろん好き)。

そういう人だから、今こうやって「素材」として扱われてるのを見ると痺れるんですよね。
今回、脚本は8話までで3人、Dも3人いましたけど、脚本によって、Dによって(あと原作にもよって)お話のテイストが全然違いますよね。

その中で、特に榎本の描かれ方が、全く違う。青砥さんや芹沢さんはそこまで違わないんですよ。
(青砥さんはたまに暴走するけど)途中まではキャラぶれしてんなーと思って見てたんですけど
ここまでだと。。。たぶん。。。わざとですよね。

きっと、D3人が、榎本を撮りたいように撮ってるんだよ。撮りたいように撮りたいんだよ、きっと。それだけの魅力のあるキャラだもん。

基本的に1話簡潔だし、時系列だって、1話から8話まで順を追ってるとは限らない。
(8話がいちばん最近なのは確定だけど)
そんで、大野さんは言われた通りに演じてるんだと思う。
あの繊細な表現力をもって、監督にいじくり回されて、いろんな榎本を演じてるんだよ(無表情だけど)

こういうの、超好きだわ。超いいわ。
だって結局、大野さんは月9サイズの仕事してないもの。
大野さんの魅力に「マイナー」っていうのが絶対あると思うのよ。
玄人趣味っていうかさ。
そんな彼が月9に出るなんて、嬉しいけれどもまあ戸惑いもありましたよ。
○ッキーの「○だけのマドンナ」みたいになったらどうしようとか思いましたよ。(ごめん)
かといってばーーーーーーん!と凄いことになってもそれはそれでなんか違うよなあと思う感じ、わかります?
それが、今回、いちばん理想的な形での露出(結果付き)。
今回のドラマで、大野さんに気がついた、はまっちゃった人もたくさん出てくると思うけど、
でもまだ気がつかない人もいると思うんだよね(芹沢さんのおかげで。犯人役のゲストのおかげで)月9に主演しながら未だ隠れるという、大野智らしい月9だなあと、膝をうちまくりなわけですよ。
同時に、やっぱり結果は残すっていうね。
良枠ってこともあるけど、主演ドラマ、経験を重ねるごとに、順調に視聴者を獲得していっているし、結果、残してるよね。ニノともまたちょっと違うプレミアム感が智にもある。
それは面白い仕事をまた大野智に呼んでくれる訳で、まだまだ楽しめそうだなあとにやにやしながら鍵を愛でるshimaなのでした。