嵐 Beautiful World 初聴 感想 | 北東西南

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shimaのアイドル・芸能ブログです。

えらいもんで、昨日、嵐さんの夢見ましたよ。
アルバム買ってね、だって。

いわれなくても、買いましたよ。はい、予約はしてなかったですけども。
いやーあれですね、最近は予約してなくても初回手に入るようになってますね、よかった。
最近、予約しないようにしてるんですよね、初回が手に入るかどうか、賭けるみたいなw
Dear Snowから予約してないけど、今のところ全部勝ち。(なにしてんだろう、私。。。)

でも、このアルバムは楽しみにしてたんですよ。
前回の「僕景」が凄く良かったですもんね。
「僕景」は、超のつく絶頂期でありながら、焦燥感を感じさせる攻めたアルバムで、嵐がいちばんカッコいい虎視眈々とした感じが出てていい!いい!感じだったんんですよ。
なんか。。。、天下獲ったど感もよかったし、故の孤独感なんかも漂ってて、凄く意味のある、読みがいのあるアルバムだったんですよね。ああ楽しかった。

だから今回も凄く期待してて。。もしかして、嵐のクリエイションの中でアルバムがいちばん好きかも。
裏方のかたの顔もいちばん見えるし、チーム嵐を感じられるからだろうな。

今回のアルバムタイトルは「Beautiful World」。
先行曲として、「まだ見ぬ世界へ」のPVがドロップされてましたよね。
あれ、このPVの感想って私アップしてましたっけ。
この曲、凄く好き。まず前奏が好き。凄く宇宙っぽい感じしますよね。
スターウォーズな感じの宇宙。80年代から見た近未来な感じがする
それからあのPVの世界観。過去とのリンクを醸し出している感じ。
大人になった嵐が口にする「TO THE TOP」の意味。
大野智が美しいとか抜きにして、新譜への期待を否が応でもかき立てられるものでした。

「Beautiful World」
またまた意味深なタイトルですが、何がBeautifulなのか。
「風景」「時間」「世界」
嵐さんはアルバムのタイトルに壮大な言葉を使うことが多くて、中居兄さまの言葉を借りれば
「アルバムはコンサートのサウンドトラック」であるとすれば、これは嵐さんと私たちをつなぎ、共有したい世界観を表すキーワードだよね。
自分なりの解釈でも、きちんと受け取りたいなあと思います(まじめ)

では、曲の感想と妄想によるアルバム解析始めます。

1 Rock this
男衆再び、ですねw
  ちょっと曲調がMJっぽいですよね(松本潤じゃないほうね)
  オトコっぽい曲なはずなんですけど、嵐の「アイドル」っぽさが強く出ている気がします。
  「まだ見ぬ世界へ」でも感じたんですけど、やっぱ80年代っぽい気がする。

2 まだ見ぬ世界へ
この曲は今の嵐さんを表した曲ですよね。
  「刻まれた記憶」「転がるような日々」「空の向こう見えるのが果てない荒野だとしても」
  「いつもここにある」「Everyday, Everynight, Everytime」
  「 いつだってそう 揺らぐことのない想いを」

  あーそうか。。このアルバムのコンセプト、全部この中にありますね。なるほどね。

3 Lφve Rainbow
  脳内で竹内結子が出てくる。。。
  これはさ、もう嵐の曲っていうか、竹内結子の曲のような気がしてる。。w
  メロディアスでいい曲なんですけどね、なんだろー、恋愛恋愛していて響かんわー
  (これはきっと私の年のせいだ)
  
4 always
やっぱわざとですね、わざと音が古いんだ。
  最近の音楽って、みんなぴこぴこしてません?じゃなければゆらゆらしてる。
  へたくそな転調があったりさ、音楽が壊れてきてる気がしてたんですけど、
  今回の嵐さんのアルバム曲は、懐メロか?っていうくらい、80年代な感じがする。
  音が少ない。シンプル。
  メロディ重視のストレートな曲。
  僕景はアレンジが凝りまくっていて、かっこいいなーって思っていたんですけど、
  今回みたいなのも嫌いじゃないです。どっちかというと、韓流みたいな流行の音楽やられるよりも
  こっちの方がいいです。根幹しっかりしてます的な。
  だけど、この曲は詩が壮大すぎてこれもまた響かんわー。
  嵐は自分語りとかちっちゃい世界を歌うほうがいいと思うのは私だけ?

5 Shake it!
いやー、松潤~~~~、松潤もめっちゃ80年してるやん~~~。
  松潤ってさ、トシちゃんとか、マッチとかのヘタウマアイドル歌手の正当な後継者だと
  思うんですよね~~。
  先輩方もたいがいヘタだったけど、それが味として成立してて、そこ(歌がヘタなとこ)が人気の
  隠し味になってたと思うんですよね。
  いやー、いいわー、この曲、後ろにスクールメイツいそうじゃない?
  松潤がこういうジャニーズっぽいことをやるっていうのがいいのよね。これ好きです。

6 虹のカケラ~no rain, no rainbow~
サブタイいらなくね?
  ま、いいとして。。。
  こんな曲、昔なかったかなあ、嵐の曲で。。。
  ま、いいとして。。
  うーん、ほのぼのとした感じとか、オルガンの音とか、優しい曲とか、凄く嵐さんぽいんだけど、  狙い過ぎというか、うん、それもうわかってるよ的な世界観が嫌だ。
  ざくっとしていて染みてこんし。ま、合唱系ってことで。
  
7 Dear Snow
私、大奥見に行きましたけど、この曲だけ、どうしても覚えられなくて、
  どんな曲だっけかな~って思ってたんですよ。シングルも持ってるけど、すっかり忘れてて。
  ああ、聴いたことある。悪くないと思います。
  だけどさ。。。
  あのさ、シングルはアルバムに入れないってことはできないのかしら。
  できないんだろうけど。
  嵐ほどの人気者になると、シングルにタイアップがつくじゃない?
  アルバムっていうのはアーティストの道程を確認できる絶好の文献なわけで、
  それがシングルでぶったぎられるんだよね。。
  シングルはもちろんシングルなだけあって完成度は高いんだけど、その完成度がじゃまをして
  (タイアップに寄り添い過ぎ)アルバムを壊しちゃうんだよね。もったいない。どっちにも。
 

8 Hung up on
  山コラボですね。やった♫
  大野さん、久々のアップテンポな感じですね。
  間奏が豪華な感じしますね。どんなダンスを乗っけてくるのか。楽しみです。
  みなさん、担当のソロってどういうふうに聴くんですかね。
  私の場合、大野さんのソロは、なんか。。ガチで、眉間にシワ寄せながら聴いてしまう。
  大野さんに求めるものは高いから、大野さんのソロを聴く時は物凄く真剣に聴いちゃう。
  大野さんは、典型的なプレイヤーで、作品に自分の思い入れを注入するというより、
  その作品の世界をどう現すか、という、嵐の中でも最もサラリーマン的な
  アプローチをしていると思う。ソツがなく、平均点が高い。
  だけど、私はやっぱり満足できない。今回も能力内の仕事のように思う。
  カッコいいけど、大野智だよ?って思ってしまう。
  これは大野智の業だと思う。
  はあ。永遠の片思いです。これ、ガッカリ、というのとは違います。
  サトシックさんにはわかってもらえると思う。。。
  ダンスに期待。
  

9 Joy
  嵐の曲ってユニゾンが多いけど、この曲はつまんないユニゾンだなあ。
  そういうディレクションなのか?もっとセクシーにできるんじゃない?
  もっとドキドキさせてほしいよ。


10 どこにでもある唄。
にのちゃん作詞作曲。
にのちゃんは想い溢れるひとなのよね。実は熱いひと。
  音楽活動にその一面が顕著に出ちゃうよね。
  実は私、にのちゃんのインタビューは好きだけど、にのちゃんの作る音楽はちょっと苦手。
  作る曲は好きだけど、歌詞がちょっと苦手なんだな。ロマンチストすぎる。
  そこが可愛いんだけど。。。二宮さんの本気で可愛いところが見える唯一の場所。
  逆に言うと、格好をつけていない場所。担当さんにはたまんないだろうな。
  だけど私はプロフェッショナルな「秘密」のにのちゃんのほうが好きなんだな。


11 negai
好き好き。これ好き。
やっぱり嵐さんは斜陽な感じが似合いますよねえ。
   たぶん、大野智の声質とのマッチングの問題だと思うけど。弦楽器もいい。
   サビからの疾走感と煌めき、僕と君と願い。
   これくらいの世界観がやっぱいいですよ。
   嵐と私達は、個人的な関係なんですもの。


12 Lotus
  でたー。
  やっぱ戦隊ものに聴こえるw
  やっぱ相葉ちゃんの声が良く聴こえるよね。好き。
  で、気がつくと大野さんの声になってんの。
  相葉ちゃんの声ってほんとにステキよね。今回のアルバムでも要所要所でいい仕事してますよね。  あ、松潤も。
  大野さんもこれっくらいの迫力でソロってくれたらいいのに。。。


13 「じゃなくて」
   きたー。相葉さんのソロ。
   今回も可愛い。可愛すぎる。
   こうさ、跳ねる感じの歌い方とかアガル感じ?相葉さんにしかだせない萌えが満載。
   相葉さんてさあー。。ほんと、奇跡、だよね。。
   大野さんは「運命」だけど、相葉さんは、その存在自体が奇跡。
   完璧なルックス、控えめで健気な性格、シニカルな声、三枚目的な立ち位置、
   嵐のメンバーだっつーことも含めて、ほんと奇跡的な成立のしかただと思う。
   今回のソロも相葉ちゃんが持ってった。


14   morning light
   実はこれがいちばん好き。ちょっとV6っぽくない?
   こっちはウルトラマンだなw
   大野さんのソロだったら良かったのにー(こら)大野さんにいろんな意味でぴったりじゃん。
   ずっと声聴こえてるし。フェイク最高だし。
   でも「時は満ち足り~」の松潤、いいよねー。


15 To be Free
  字余りのうた。
  でも好きです、去年のシングルの中ではもんすたに次いで好き。
  でも、去年の曲って気がスゴイする。テイストも僕景っぽいからかな。。
  だからシングルはアルバムにいれなごにょごにょ。。


16 このままもっと
  爽やか~。
  こういう音域の翔ちゃんは上手いよね。
  翔ちゃんはソロのほうがイケてることが多いけど、今回もそうだな。
  翔ちゃんは歌凄く上手くなったけど、表現力が他メンに比べても格別にあると思う。
  やっぱラップの効果だと思うけど、演出っていう観点からのアプローチが
  上手く行ってるんだろな。
  にのちゃんは演者なんだよな。もうちょっと客観視できたらって思うけど、
  そこがいいとこなんだろうな。


17 果てない空
  改めて聴きましたけど、いい曲ですねえ。
  この曲のにのちゃんは好きだ~。
  だからやっぱソロ曲のにのちゃんは、特別なんだね。
  この詩はいいなあ。作詞誰?(QQ)こういうのが気持ちが入るんよ。いい歌だ。
  嵐はさ、ちゃんとこうしていい歌を歌ってる。そういう事実もうれしかったりするのだ。

  
18 遠くまで
  前奏で、「サマーすぷらーっしゅ!!」って言いそうになったよ。
  これも80年代アイドルの夏歌ですね。
  でも、夏だもんね。こういう曲は必要だ。
  「遠くまで」いいフレーズですね。


と、ざーっと聴いてきましたよ。
18曲中、13曲が新曲、そのうち5曲がソロ、5曲がシングルという内容で、
ソロとシングルとそれ以外の新曲がかわりばんこに並んだ曲順でした。
だから、並びで聴いたとき、アルバムの狙いがわかりにくくなっていますけど、
ソロとシングルを抜いた並びで聴いてみると、なんとなく見えてくるものがありますね。

「Beautiful World」。
それは現在、僕と君が寄り添い、同じく進む、この時間のことではないか。

そんなふうに感じました。

このアルバムでは、「過去」「現在」「未来」を表すキーワードがとてもたくさん出てきていて、
全体的に「通過点」というイメージを抱きます。
去年の「僕景」では、「天下獲ったど」感と伴う悲壮な決意みたいなものを感じたんですけど、
今年の「Beautiful World」では、

「現在を肯定し、前へ進む」

「この何気ない日常、現在がかけがえなく美しいものである。それは過去の自分が図らなかったかもしれなくも努力し進んだ結晶であり、ここに確かなものはある。しかしこの現在は儚く永遠に続かない。進み続けることでしか未来は得られない。未来が美しいものであるように走り続けよう。」

ってことなのかなあと。。。

「To the top come with me」

嵐さんの言うTopってなんだろう。それは先の自分、なんだろうな。
こう考えると、「まだ見ぬ世界へ」の曲とPVの作りに納得できるし、ブックレットのディレクションも
なるほどなーって思えるんですよ。

嵐さんたちのソロショット。
かわいらし(すぎる)い衣装に身をつつんだ嵐さんたちの後ろに存在するカラフルな陰。
これは彼らの道程を表しているんですよね。
光の三原色(赤、緑、青)をあてて陰を作っているんだけど、その色がブルー、グリーン、イエロー、レッド、パープル。
それぞれが解け合って、支え合って作る陰。
メンバーの後ろにそっと存在する陰。
彼らのこれまでと現在を表すのにこれほどぴったりな表現方法があるでしょうか。
このディレクションした人も好きだ。。。

Beautifulな日常にさりげなくたたずむ彼ら。宙を見つめる彼らの表情がそれぞれ特徴的でおもしろいです。

以上、妄想解析でしたー。