2007年10月20日
まーたーあーえーるよー
やーくそくしなくてーもー
BYスピッツ
私は長澤まさみがあんまり好きじゃないので、ともだちがすすめてくれなかったらきっと読むことはなかっただろう本。
よかったよ。
☆☆☆☆☆
人と人の繋がりが書いてある。
人間は人間の作った世界で生きていて、全てのことには経過があって。経過を積み重ねることで結果を得られる。。という概念がある。
ある環境の中ではその概念は結構な効力を発揮する。
だけどその効果は果たしてホントに「イイ」ものなのか?
「イイ」って言ってるのは誰?
みたいな疑問に対してすこーんと気負いなく答える本です。まあそれも「誰か」の答なんだけど、私は共感できた。
自分-家族-地域/社会属性-街-国-世界ー地球-宇宙-宇宙のそのまたもひとつ大きな単位-
この大きな単位から見たら、個人の思惑なんてはかなすぎる。
勝利は偉大であると共にちいさきものと心得る。